日本損害保険協会「行動規範」の
主な改定ポイント

基本原則「社会との共通価値創造の原則」

 会員各社が事業活動を通じて社会的課題を解決することで、社会との共通価値を創造し、持続可能な社会の実現への貢献と、損害保険事業の存在意義の向上を図る必要があるため、本原則を新設。

基本原則「お客さま本位の業務運営の原則」

 会員各社が創意工夫を発揮し、お客さまにとって優れた商品・サービスの提供を追求していくには、そのベースとなるお客さま本位の業務運営を徹底する必要があるため、本原則を新設。

行動指針「(1)商品・サービス提供に関する指針」

 商品・サービスの提供にあたり、社会的課題の解決および、お客さまへのわかりやすさの観点が必要であるため、当該文言を追記。

行動指針「(4)社会とのコミュニケーションに関する指針」

 社会からの理解と信頼の向上には、幅広いステークホルダーとの「建設的な対話」や「適切な協働」が必要であるため、当該文言を追記。

行動指針「(8)反社会的勢力との関係遮断等に関する指針」

 国際社会がテロ等の脅威に直面している状況を鑑み、マネー・ローンダリング対策およびテロ資金供与対策を高度化することを追記。

行動指針「(10)資産の運用に関する指針」

 社会性、公共性および安全性に配慮した資産運用を通じて、社会的課題の解決や持続可能な社会の実現に貢献することを追記。

行動指針「(12)ガバナンスの強化に関する指針」

 損害保険事業の持続的な成長を図るため、会員各社のガバナンスとともに、各々の事業展開に応じ、国内・海外の子会社等も含めたグループ全体のガバナンスを強化する必要があるため、本指針を新設。

以上

更新:2018.12.20(経営企画部 企画グループ)

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