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社会の安心・安全への貢献

地域防災力を高める「ぼうさい探検隊」

2011年の東日本大震災の際に、地域の特性にあわせた防災教育が役立ち、巨大津波から逃れることができたという小学校について報道がありました。これは「釜石の奇跡」と言われ、理想的な防災教育のモデルケースとして注目が集まっていますが、過去の教訓や訓練が十分に活かせなかったとの反省もあり、改めて防災教育の重要性が見直されています。

損保協会では、損害保険事業を通じて蓄積してきたノウハウを活かし、安心・安全な社会の実現に貢献するとともに、事故・災害等による社会的損失の削減を図るため、各種の防災啓発や防災教育に取り組んでいます。ご紹介する「ぼうさい探検隊」もそのひとつです。

「ぼうさい探検隊」とは、阪神・淡路大震災の教訓をもとに生まれた実践的な安全教育プログラムで、子どもたちが楽しみながら、自分たちの住む「まち」を探検し、「まち」にある危険箇所や防災、防犯、交通安全に関する施設・設備などを発見してマップにまとめ、できあがったマップの発表を通して、「まち」のどこに、どんな危険箇所や安全への備えがあるかを振り返るという取組みです。

この取組みは、子どもたちの防災意識を高めるだけでなく、子どもたちの真剣な取組みが「まち」の大人たちを巻き込むことで、新たな気付きや行動をもたらし、「まち」の活性化にもつなげることも企図しています。

損保協会では、この「ぼうさい探検隊」を多くの子どもたちに体験してもらうことを願い、2004年度から毎年マップコンクールを実施しています。東日本大震災以降、安心で安全な地域づくりに向けた活動が全国各地で模索されているなか、「ぼうさい探検隊」に関する問い合わせも増えており、安全に関する意識が育まれ、災害時の具体的な避難行動につながる本事業のさらなる普及を図ることが損保協会の使命と考えています。

損保協会は、この「ぼうさい探検隊」をはじめとした「防災対策」のほか、事故多発交差点の調査・分析や自転車による加害事故防止啓発などの「交通安全対策」、地球温暖化の原因であるCO2排出削減や循環型社会へ向けた廃棄物の削減といった「環境問題対策」など、幅広い事業を通じて、安心で安全な社会の実現に貢献しています。

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