ISJ(日本国際保険学校)一般コースを開講
〜東アジア13地域の保険実務家が日本の制度・実務等を学び、論議〜
(2014.10.10)

 日本損害保険協会(会長:櫻田 謙悟)は、公益財団法人損害保険事業総合研究所(損保総研)と共催で、2014年度(第41回) ISJ(日本国際保険学校、Insurance School (Non-Life) of Japan)一般コースを「日本の損害保険とリスク・マネジメント」をメインテーマに10月14日(火)から10月24日(金)までの約2週間にわたり開講します。東アジア13地域の損害保険会社、保険監督官庁等の職員が講義やワークショップに参加します。

 本コースでは、個々の損害保険やリスク・マネジメント実務の背後にある考え方を、具体的事例に基づき学んでもらうプログラム編成としています。保険監督行政、損保会社の組織・事業領域、商品、料率、販売、リスク・マネジメント等について、日本の損保業界、各損保会社が自由化を経て、社会の変化、消費者のニーズに対応すべく築いてきた制度や実務、取組みを紹介します。また、参加者発表も行なわれ、アジア各国・地域の損保市場の現状・課題について理解を深めます。

 講師は、当協会会員会社等の第一線で活躍している各分野の専門家のほか、監督官庁、損保総研、当協会等の役職員が務めます。

 本コースでは、講義だけではなく、多様な保険市場から集まった参加者間の双方向の情報・意見交換を通して、課題に対する理解を深めることに重点を置いています。参加者は、講義等で学んだことを踏まえグループ討議を行ない、コース最終日に各地域の直面する課題の解決策に関する発表を行ないます。この討議・発表には当協会会員会社の社員も参加していますが、数日にわたり、時には夜遅くまで深い論議を行なうことで、日本も含めた保険実務者間で、卒業後も相談し会うことのできる、強いネットワークを築くことにも役立っています。

ご参考

 ISJは、国連貿易開発会議(UNCTAD)の勧告および東アジア保険会議(EAIC)の要請に基づき、当協会と損保総研の共催で、1972年から毎年、東アジア諸地域に対する技術援助プログラムとして開講している国際的保険研修プログラム。

 1991年には、保険審議会答申を踏まえ、従来の一般コースに加え上級コースを設けたほか、1993年からは参加各地域に講師を派遣するISJ海外セミナーも実施。

 当協会では、ISJをはじめ、様々な機会を通して、東アジア保険市場との相互理解、交流を深めており、ISJ期間中だけではなく、参加者帰国後もOB会報での情報提供や保険実務に関する照会への回答等、卒業生との関係維持にも努めている。

 これまでの一般・上級コース卒業生は、延べ1,800名以上に上り、多くの卒業生が保険長官、保険協会長をはじめ、各保険市場の重要なポストについて活躍しています。