IAIS組織運営提案(第二弾)へ意見書提出
〜IAISの会合参加・監督文書等の策定に係る手続き等に意見表明〜
(2014.12.18)

 日本損害保険協会(会長:櫻田 謙悟)は、保険監督者国際機構(International Association of Insurance Supervisors:IAIS)の「会合参加・監督文書等の策定に係る手続きおよびステークホルダーとの協議方針」に関する第二弾パブリックコメントへの意見書を12月17日(水)に提出しました。

 IAISは、システム上重要なグローバルな保険会社(G-SIIs)の選定や適用規制の検討、国際的な保険資本基準の策定等に適切に対応するため、組織構造、運営方法、リソースの割振り等の効率化・見直しを進めており、その一環として、「会合参加・監督文書等の策定に係る手続きおよびステークホルダーとの協議方針」に関する第一弾パブリックコメントを2014年8月から9月に行いました。

 現行の運営制度では、当協会を含む各国の業界団体や各保険会社は、「オブザーバー」ステータスを得て、委員会や年次会合に出席することで、IAISが検討・策定している規制に関する情報収集や意見提出等を行っていますが、IAISは組織運営提案第一弾パブリックコメントで、オブザーバー制度を廃止し、業界団体や保険会社等に限らず広く関係者(ステークホルダー)への情報提供や意見受付を行う新たな手続き・方針を提案しました。

 今回の第二弾パブリックコメントでは、第一弾パブリックコメントに寄せられた意見を踏まえ、IAISの監督文書等の策定に係る手続きや各種会合の運営について、より詳細かつ明確な提案が行われています。 当協会が今回IAISに提出した意見書の主な内容は次のとおりです(詳細は別添資料参照)。

・前回のコンサルテーションで出した個々の意見を検討していただき、手続き案が改定された結果、ステークホルダーにとって、より好ましい内容になった。

・より良い資本基準を策定するためには、各国間あるいは生損保間における規制やビジネスの違い等も十分に考慮したうえでの検討が重要であり、ステークホルダーからの意見を求める際には、様々なステークホルダーから幅広く求めることが大切である。

・時差を考慮することの記載があり、この配慮は大変ありがたい。実効性を担保するための対応をお願いする。

・重要または複雑な案件については、コンサルテーションを行う前にステークホルダーの意見を聞く機会を設けてもらいたい。

・各委員会、ワーキング・グループ、タスクフォース等の議事録を公表し、できる限り詳細な検討内容(議論の流れ、主な対立点、発言者等)を記載してもらいたい。

 本パブリックコメントで提案されている改革は、2014年8月から9月に実施された第一弾パブリックコメントおよび今回のパブリックコメントにおいて寄せられた意見等を踏まえ、2015年1月からの運用が予定されています。


IAIS組織運営改革案(第二弾)に関する損保協会意見(和英)(PDF)