〜 保険募集の品質向上のために 〜
2011年10月から試験制度が大きく変わります!
【No.10-018】
(2010.11.5)

 社団法人 日本損害保険協会(会長 鈴木久仁)(以下「損保協会」といいます)では、現在、損害保険募集人(以下「募集人」といいます)向けに、「損害保険募集人試験」(以下「募集人試験」といいます)と「商品専門試験・研修」の2つの試験・教育制度を実施しています。

 この2つの試験・教育制度を統合し、2011年10月から、新たに「損害保険募集人一般試験」(以下「損保一般試験」といいます)として実施いたします。



 損保一般試験は、募集人が契約者に対して保険商品に関する重要事項等をきちんと説明するための知識を、業界として共通の内容で教育する制度です。その最大の特徴は、以下のとおり、本試験の合格を「保険募集のための要件」とすることです。これにより、業界全体のさらなる品質向上を図り、消費者保護の徹底に努めることとします。

試験合格を保険募集のための要件とする業界共通ルールの策定

 現行の試験・教育制度では、試験・研修に合格・修了できなかった募集人の取扱いについては、各保険会社の判断に委ねられていましたが、損保一般試験では、業界共通ルールとして、本試験の合格を保険募集のための要件とします。単位ごとの取扱いは、以下のとおりです。



《ご参考》損保一般試験の内容(2010年3月に公表した内容を含みます)

1.本試験の対象者

原則として、本制度を利用する保険会社の所属代理店における全ての募集人を対象とします。

2.本試験の内容

(1)構成
 損害保険の基礎や募集コンプライアンスなどに関する「基礎単位」と、自動車保険、火災保険、傷害疾病保険に関する各「商品単位」の計4単位により構成します。

(2)試験時間・配点
 各単位とも試験時間は40分、配点は100点満点とします。

(3)合格基準
 各単位とも70点以上を合格とし、合否判定は損保協会が行います。

(4)更新制
 単位ごとに5年の更新制とします。

3.本試験の実施方法

(1)コンピュータ試験(Computer Based Testing、以下「CBT」といいます)
 現行の「紙試験」では、原則として月1回、損保協会の指定日に受験する必要がありますが、本試験では、CBTを採用するため、受験者の希望する日(日祝日および年末年始を除きます(予定))・時間帯に受験することができるようになり、受験者の利便性が向上します。
*1 CBTとは、従来の「紙試験」とは異なり、試験会場に設置されたパソコン画面に表示された試験問題を、マウスとキーボードを使って解答する方法により実施する試験です。
*2 開催都市・試験会場によって受験可能日・時間帯が異なります。

 なお、CBT導入後の受験手数料については、現行の募集人試験および商品専門試験の受験手数料水準を踏まえ、以下のとおりとします(受験手数料は今般初めての公表となります)。

 1単位:2,000円
 2単位:3,600円
 3単位:3,800円
 4単位:4,000円

(2)開催都市
 現行試験における開催都市とほぼ同じ(全国約120都市)です。

(3)試験会場
 専用の試験会場のほか、専門学校・パソコン教室など、損保協会が手配した会場を利用します。

4.その他

 損保一般試験の実施にあたっては、現行の募集人試験および商品専門試験との連続性に配慮して、一定の移行措置を講じます。



移行措置の適用の可否(フローチャート)については、こちらをご覧下さい(PDFファイル 91.9KB)

移行措置規定(詳細)については、こちらをご覧下さい(PDFファイル 127KB)