第13回 自動車盗難事故実態調査結果発表
【自動車盗難】ハイエースが5年連続でワースト1位!
【車上ねらい】カーナビ被害は減少するも被害額は高止まり状態!
【No.11-049】
(2012.3.21)

 社団法人 日本損害保険協会(会長 隅 修三)では、自動車盗難の防止対策に取り組んでおり、損害保険会社が2011年11月に保険金を支払った事案(自動車盗難683件、車上ねらい2,221件)を対象に自動車盗難事故実態調査を実施しました。
 本調査は2000年以降実施しており、今回が第13回目となります。

自動車盗難(調査総数 683件)

ハイエースは5年連続でワースト1位!セルシオ、ランドクルーザーの被害が急増!!

車名別盗難状況‐車両本体盗難

※上記の表について、一部訂正があったため、2012年6月15日に差替えを行いました。

 2007年調査から5年連続でハイエースがワースト1位になりました。ハイエースは、(1)耐久性に優れ部品の汎用性もあり、海外での人気が高いことに加えて、(2)イモビライザの標準装備が進まずセキュリティが低いことから、自動車窃盗団の標的となっており、盗まれた車は不法に解体された上、不正輸出されるケースが多いと推測されています。
 また、セルシオランドクルーザーの被害も急増しています。特にすでに生産停止になっているセルシオの被害が増加しているという特徴的な傾向が表れています。

車上ねらい(調査総数 2,221件)

カーナビ被害が減少に転じるが、1件あたりのカーナビ被害額は高止まり状態!

車上ねらいの被害品割合の推移)

 2011年11月調査ではカーナビの被害割合・件数が減少に転じました。あわせて、1件あたりのカーナビ被害額も昨年よりも2.4万円減少しています。カーナビ被害が減少した要因としては、ユーザーの方の防犯意識の向上、セキュリティーコード機能など防盗性能の高いカーナビが普及したことなどが考えられます。
 被害額は前年と比べ、減少したものの、1件あたりの被害額は「21.8万円」と高額です。ユーザーは引き続き、カーナビ盗難防止対策を徹底的に行っていく必要があります。

カーナビ被害金額(前年調査時との比較)

2011年度自動車事故実態調査結果報告 (PDFファイル 273KB)

※上記PDFファイルについて、一部訂正があったため、2012年6月15日に差替えを行いました。