47都道府県「人身事故ワースト5交差点」データ更新
〜人身事故の53.9%が交差点で発生、データベース開設から5年で85万アクセス〜
【No.13-008】
(2013.9.11)

 一般社団法人 日本損害保険協会(会長:二宮 雅也)では、全国地方新聞社連合会と連携し、9月21日(土)からの「秋の全国交通安全運動」に合わせ、当協会ホームページの「全国交通事故多発交差点マップ」を2012年データに更新しました。
 ホームページでは、47都道府県別の「人身事故件数ワースト5交差点(※)」について、交差点ごとの事故類型、特徴的な事故要因と注意点、写真・地図などの情報をまとめています。

(※)「ワースト5交差点」という表記は、人身事故の多発した地点をわかりやすく知らせるために、事故件数をもとに便宜的に順位を付与したもの。


「全国交通事故多発交差点マップ」トップページ「全国交通事故多発交差点マップ」トップページ

 今回の更新によって、これまでに掲載した交差点は967か所にのぼり、2008年の開設からのアクセス件数は85万件となりました。
 日本全国を網羅した大規模かつ継続的な注意喚起データベースとして、企業での交通安全研修や近隣住民の方々への注意喚起資料としての紹介など、既にさまざまな場面で多くの方々に活用されています。今後も一層の活用拡大を進め、交通事故の防止・軽減につなげていきたいと考えています。

 警察庁のデータによれば、人身事故の53.9%は交差点とその付近で発生しています。
   また、自転車が関連する事故の69.1%は交差点で発生しているというデータもあり、交差点での事故を減らすことは、交通安全に直結するといえます。
 当協会では、今後もホームページを通じて情報発信を行うとともに、行政や警察など道路管理者の方々に対しても道路改善に向けた働きかけを行っていきます。

「全国交通事故多発交差点マップ」の特徴

1. 最新データに基づき、全国の人身事故件数ワースト5交差点を網羅

各都道府県のトップページ各都道府県のトップページ

 事故多発交差点を日常的に利用する地元の企業・一般ドライバーや、自転車運転者・歩行者といった近隣住民の方々に役立ててもらうほか、旅行や出張等で初めて通行する方にもわかりやすいようにという観点で各ページを構成しています。

 連続してワースト5となっている交差点や、近年、事故が急増している交差点などについても、過去のデータとあわせて推移や現状を確認することができます。

2. 交差点ごとに、特徴や事故の要因と注意点を詳しく掲載

個別交差点ページ個別交差点ページ

 「変則的な五差路」「幹線道路同士が合流する地点」「交通量が多く渋滞しがち」といったように、形状・特徴・通行状況は交差点ごとに異なります。また、事故の状況や主な要因も多岐にわたります。

 データベースでは、それぞれの交差点の形状・特徴・運行状況と事故の状況・主な要因を、事故類型と対応して記載しています。
 また、事故の件数・割合のグラフのほか、Googleの航空写真・マップを掲載し交差点の場所・形状などが一目でわかるようにしています。

 事故の主な要因としては、「動静不注視(他の車や通行者の動きをよく見ていない)」や「安全確認不足」といったドライバー側の不注意によるものが多く見受けられます。一方で、歩行者や自転車の急な飛び出しや、信号の変わり目での無理な横断などが事故を誘発するといった場合もあるようです。

 交差点を通行するすべての方がこれらの情報を意識することで、交差点とその付近での事故の未然防止につながることを期待しています。