自動車保険データにみる交通事故の経済的損失
〜交通事故の経済的損失3兆2,807億円、65歳以上の物的損失は10年で2.2倍〜
【No.13-013】
(2013.9.24)

 一般社団法人 日本損害保険協会(会長:二宮 雅也)では、2011年4月から2012年3月までの1年間に自賠責保険と自動車保険で支払われた保険金データをもとに、2011年度の交通事故による経済的損失額を推計し、リーフレット「自動車保険データにみる交通事故の経済的損失の状況」(A4版4ページ)にまとめました。

 各都道府県や警察の交通安全担当者、指定自動車教習所などに提供するほか、以下の関連リンクにPDFデータを掲載しています。交通安全研修や教習等の際にお役立てください。

2011年度の交通事故による経済的損失額:3兆2,807億円


    2011年度の交通事故による経済的損失額        過去5年度の交通事故による
                                    経済的損失額の推移
(単位:億円)

人身損失額:1兆4,830億円(経済的損失額の45.2%)

  • 被害者の治療関係費、慰謝料、休業損害、逸失利益等の合計である人身損失額は1兆4,830億円、前年度比146億円の増加。
  • 死亡と後遺障害の合計は、被害者数全体の5%にもかかわらず、人身損失額の50.6%。

物的損失額:1兆7,977億円(経済的損失額の54.8%)

  • 車両、家屋、ガードレール等の損傷復旧費用等の合計である物的損失額は1兆7,977億円、前年度比40億円の増加。
  • いわゆる自損事故である「構築物衝突」によるものが6,446億円、物的損失額の35.9%。10年前に比べ1,976億円増加。
  • 65歳以上の運転者の物的損失額は2,555億円、10年前に比べ1,388億円、2.2倍に増加。