第16回自動車盗難事故実態調査結果発表
〜ハイエースの自動車盗難被害が大幅減少、プリウスがワースト1位〜
【No.14-021】
(2015.3.31)

 一般社団法人 日本損害保険協会(会長:櫻田 謙悟)では、自動車盗難の防止対策に取り組んでおり、損害保険会社が2014年11月に保険金を支払った事案(自動車盗難372件、車上ねらい・部品盗難626件)を対象に自動車盗難事故実態調査を実施しました。
 本調査は2000年から実施しており、今回が16回目となります。

自動車盗難(調査総数:372件)

・ハイエースの被害が昨年に比べ大幅に減少し7年連続だったワースト1位を返上。
・プリウスがワースト1位、アクアがワースト4位入り。

車名別盗難状況、車両本体盗難

 車種別では、2007年調査から7年連続でワースト1位だったハイエースの被害が148件から40件に大きく減少し、2位となりました。なお、ハイエースは2012年5月発売モデルから盗難防止装置であるイモビライザが全車標準装備されています。プリウスの被害は前年同数だったものの、ハイエースの被害が減少したためワースト1位となりました。アクアの被害は6件から23件に増加しワースト4位に入りました。
 車齢別では、平均で7年6ヶ月となり、前年比で3ヶ月短くなりました。これは初度登録から5年未満の車両盗難の割合が前年比12.9ポイント増加したためです。
 アクアが4位にランクインしていることから、防盗性能が高められている最新車種でも被害に遭わないとは言い切れません。市場流通量の多い人気車種は窃盗犯に狙われるリスクも高いため、バー式ハンドルロックやセンサー式警報装置、GPS追跡装置など複数の盗難防止装置を活用し自己防衛を行う必要があります。

車上ねらい・部品盗難(調査総数:626件)

・カーナビの被害割合が大きく減少する一方で、バッグ類、外装部品(バンパー・ドアミラー等)、タイヤ・ホイールなどの被害割合が増加。

 カーナビの被害割合が前年の26.4%から10.9%に大きく減少しました。その一方、バッグ類、外装部品(バンパー・ドアミラー等)、タイヤ・ホイールなどの被害品の割合が増加しました。
 対策としては、窃盗犯に狙われにくい次のような駐車場選びが重要です。
1.明るく見通しが良い。
2.防犯カメラが設置され、場内に死角がない。
3.夜間でも明るい照明やセンサーライトが設置されている。
4.出入口にゲートが設置されており、関係車両以外は侵入できない。


2014年度自動車盗難事故実態調査結果報告(PDFファイル)