損害保険の契約をお考えの皆さまへ
−バイヤーズガイド−(損害保険の契約にあたっての手引)
損害保険を契約するときの注意点
私たちの日常生活は、交通事故、火災・自然災害、ケガ・病気など、さまざまなリスク(危険)にさらされています。そして、これらのリスクは、私たちに大きな経済的損失をもたらすおそれがあります。
このような経済的損失に備える有効な方法として、損害保険の活用があります。損害保険は、少ない負担(保険料)で万一の場合には大きな補償(保険金)を得ることができますので、私たちの生活の安定につながる非常に有意義な制度です。
このような特徴を持った損害保険は、日常生活のさまざまなリスクに対応して多様な商品が販売されていますが、個々人のリスクの状況は、その人の生活様式・年齢・家族構成などによりさまざまです。したがって、損害保険を契約する際には、ご自身のリスクの状況をよく分析し、それに見合った商品を選択してその内容について納得したうえで契約する必要があります。
ここでは、損害保険を契約するときに特に注意が必要な点をまとめましたので、次の4点を必
ずご確認ください。
注意点1: 重要事項を必ず確認しましょう。
- 代理店または保険会社から、「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報)」という書類が渡されます。
- 「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報)」では、「重要事項」を以下のとおり区分して記載しています。
| 重要事項説明書 | 記載されている重要事項 |
| 契約概要 | 保険商品を理解するために必要な情報 (補償内容、契約金額・免責金額(※)、主な特約の内容など) ※お支払いする保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。免責金額は被保険者(補償の対象となる方)の自己負担額となります。 |
| 注意喚起情報 | 特に注意すべき情報 (告知義務の内容・保険金が支払われない場合など) |
- 保険種類ごとの重要事項に関するポイントを4ページから15ページにまとめてありますので、代理店または保険会社からの説明を受ける際、確認事項の参考としてください。
注意点2: 告知事項は正しく記入しましょう。
- 保険契約の締結にあたり、契約者または被保険者(補償の対象となる方)は保険契約上の重要な事項のうち保険会社が告知を求めたものについて、事実を保険会社に正しく告知しなければなりません。これを「告知義務」といいます。
- お客さまから告知いただく事項(「告知事項」といいます。)は、申込書・告知書に質問形式で記載されていますので、この質問に対して事実を漏れなく正確に記入する必要があります。
- 告知義務に違反すると契約を解除されたり、保険金が支払われないことがあります。
- 自動車保険の契約にあたり、契約する自動車の型式、登録番号、車台番号、用途車種を正しく申告しなかった。
- 火災保険の契約にあたり、建物の構造(例:木造、鉄骨造等)・用途を正しく申告しなかった。
- 医療保険の契約にあたり、会社の健康診断で要検査とされた事項を正しく申告しなかった。
契約後に告知事項に変更が生じた場合は、代理店または保険会社に連絡を
- 契約期間の途中で告知事項のうち保険会社が通知を求めたものに変更が生じた場合は、契約者または被保険者(補償の対象となる方)は代理店または保険会社にその旨を連絡する必要があります。これを「通知義務」といいます。
- 通知義務に違反すると契約を解除されたり、保険金が支払われないことがあります。
【例えば次のような場合は遅滞なく連絡してください。】
| 自動車保険の場合 ※1 |
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| 火災保険の場合 ※2 |
|
| 傷害保険の場合 |
|
※1 ご契約の車を入替する場合(新たに取得した車と入替をする場合など)は、事前に代理店または保険会社にその旨を連絡する必要があります。
※2 保険の対象物を譲渡する場合で、契約の継続を希望されるときは、事前に代理店または保険会社にその旨を連絡する必要があります。事前に連絡しなかった場合は、その契約は効力を失いますのでご注意ください。
注意点3: 契約内容を最終確認しましょう。
- 契約時には、お客さまが契約しようとしている内容の最終確認をします。契約内容がご自身のリスクの状況に照らして目的やニーズに合った補償内容となっているかを質問事項に回答しながら、最終的に確認しましょう。
- 注意点1〜2の内容に十分納得してから、申込書等に正しい情報を記入し、よく確認したうえで署名または記名・押印してください。
注意点4: 保険料を払い込みましょう。
- 補償が開始される日は、契約の手続きをした日ではなく、契約を結んだ際に保険会社に提出した申込書記載の契約期間の開始日となります。
- 保険料が払い込まれていない場合、申込書記載の契約期間の開始日以降に事故が発生しても保険金は支払われません。ただし、口座振替やクレジットカードによる保険料の払い込みなど一部の契約では、異なることがあります。
【参考】保険料の払込方法
- 保険料の払込方法は、契約と同時にその全額を支払う「一括払い」以外に、「分割払い(年払い、月払い等)」があります。分割払いの場合は、毎回の払込期日までに保険料を払い込みください。保険料の払い込みがないと事故が発生しても保険金が支払われない場合や、契約が失効(契約の効力をその時以降失うこと)したり、解除される場合があります。
- 保険料は、代理店または保険会社に直接現金で払い込みます。また、口座振替、クレジットカード払いやコンビニ払いなどが利用できる場合もあります。