サイバー攻撃が企業に与える影響

サイバー攻撃に遭うと生じる不利益は多方面に広がります

ITがビジネスや暮らしに深く浸透している今、
サイバー攻撃によるダメージが影響する範囲は
広く、高額な損害を伴う事故も増えています。

  • 金銭の損失

    取引先・顧客からの損害賠償

    原因の調査、関係者対応などでかかる
    さまざまな事故対応費用

  • 顧客の喪失

    社会的評価の低下による
    競合商品・サービスへの顧客の流出

    大手得意先からの受注停止

  • 事業継続の阻害

    業務関連システムやメールの停止による
    納期遅れ・営業機会損失

    社内のモラル・士気低下が遠因となる
    人材流出・従業員からの訴訟

    独立行政法人情報処理推進機構『中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン』第3版を参考に整理

実際はどのくらい?サイバー攻撃の想定被害額

サイバー攻撃の被害に遭った場合に生じる金銭の損失は、とくに中小企業にとって大きな負担になりかねません。

※想定被害金額は、仮定のもとに保険会社で算出した簡易計算の結果です。
実際の被害額を保証するものではなく、ここで算出した項目以外にも被害が発生する可能性があります。

製造業A社の場合 従業員数50名・年間売上10億円

工場内PCのランサムウェア感染で生産ラインを1日停止。

想定被害額 1,040万円

年間売上の約1%の損害

  • 費用損害
    調査・復旧費用 1,000万円
  • 利益損害
    逸失利益 40万円

小売業B社の場合 従業員数10名・年間売上3億円

ショッピングサイトへの不正アクセスで1万名分の会員情報が漏えい。
サイトは2週間閉鎖。

想定被害額 3,570万円

年間売上の約12%の損害

  • 賠償損害
    損害賠償 100万円
    訴訟費用 300万円
  • 費用損害
    調査・復旧費用 1,650万円
    お客様対応費用(お詫び・お見舞金など) 600万円
    新聞への社告掲載 500万円
    法律相談 20万円
  • 利益損害
    逸失利益 400万円

教育、学習支援業C社の場合 従業員数3名・年間売上5,000万円

標的型攻撃メールによるコンピューターウイルス感染で
生徒など100名分の個人情報が漏えい。

想定被害額 890万円

年間売上の約18%の損害

  • 賠償損害
    損害賠償 60万円
    訴訟費用 300万円
  • 費用損害
    調査・復旧費用 500万円
    お客様対応費用(お詫び・お見舞金など) 10万円
    法律相談 20万円

サイバー攻撃は日々
巧妙さを増しています。
そのリスクが完全に
なくなることは、ありません。

まずは、しっかりと情報セキュリティ対策をとる
ことが大切です。
そして、万一の際の備えも大切です。

そこで、サイバー保険が
有効です。

万が一のときに備える
保険という対策を。

サイバー保険とは