北海道支部の活動

2011年度の水道凍結による保険事故発生状況について
(2012.5.25)

 一般社団法人日本損害保険協会北海道支部では、2007年度から道内で発生した水道凍結事故による火災保険の保険金支払額を調査し、同調査結果を踏まえ、道内での事故防止に向けた注意喚起活動を展開しています。

 2011年度(2011年12月〜2012年3月)の調査では、同調査期間中の冷え込みが例年になく厳しかったことから、保険金支払額が28億4,710万円となり、これまで最も保険金支払額の大きかった2009年度(2009年12月〜2010年3月)の15億1,734万円を大きく上回る結果となりました(過年度の保険金支払額の推移については下記グラフご参照)。なお、2011年度の保険金支払件数は4,714件で、火災保険契約の内容や損害の程度により、保険金支払額は契約毎に大きく異なっています。




 2011年度の事故多発地域は札幌市、旭川市、函館市等で、今年度の事故の特徴としては、住宅屋根のスノーダクトに関連する事故(スノーダクト内の排水管が凍結し融雪水が排水されずに建物内に漏水する事故等)が頻発したことが挙げられます。また、例年同様、水道凍結事故の予防策である水抜きが不十分であったことにより、長期間不在にした住宅やアパートで水道管が凍結して事故に至るケースも見受けられました。

 こうした状況を踏まえ、北海道支部では、道内各地の消費生活センターや大学等とも連携しながら、事故防止啓発チラシの作成・配付や協会ホームページを通じ、道内に広く注意喚起を図ると共に、事故防止に効果のある水抜きの基本手順の周知にも努めるなどして、事故防止の効果を高めていくこととしています。