北海道支部の活動

エゾシカとの衝突事故の実態調査結果を公表
(2017.1.19)

〜前回から保険金支払件数・支払額は減少、平均支払額は増加〜

 日本損害保険協会北海道支部(委員長:池田 基己・東京海上日動火災保険株式会社 常務執行役員)は、北海道内で多発しているエゾシカと自動車との衝突事故の実態調査を行い、その結果を取りまとめました。

 本調査は、2010年度から実施しており、2012年度からはエゾシカとの衝突事故が急増する10月〜11月を調査対象期間としています。今回は2016年10月〜11月に発生したエゾシカとの衝突事故による車両保険の保険金支払件数・支払額を調査しました。

 その結果、保険金支払件数は596件、支払額は3億885万円となり、前回の770件、3億5,862万円からいずれも減少した一方で、平均支払額は51.8万円となり、前回の46.6万円から増加しました。

 北海道警察によれば、2015年中に発生したエゾシカとの衝突事故2,010件のうち、10月〜11月に発生したのは815件で、その割合は40.5%でした。2016年も10月〜11月に同様の割合で事故が発生していたと仮定した場合、2016年中の保険金総支払件数・総支払額の試算結果は1,471件、7億6,259万円となります。

 今回の調査結果を踏まえ、当支部では引き続き、関係機関等と連携を強化しながらエゾシカとの衝突事故防止に向けた啓発活動を実施していきます。

【2016年度調査結果】

 

保険金支払件数

保険金支払額

平均支払額

10月

218件

1億871万円

49.9万円

11月

378件

2億14万円

52.9万円

合計

596件

3億885万円

51.8万円

(注1)数字は報告があった11社の合計。
(注2)全596件中、支払額の最大は818万円、最小は1万円。


【前年度調査結果との比較】

 

2015年度
(10月〜11月)

2016年度
(10月〜11月)

前年度比

保険金支払件数

770件

596件

−174件

−22.6%

保険金支払額

3億5,862万円

3億885万円

−4,977万円

−13.9%

平均支払額

46.6万円

51.8万円

5.2万円

11.2%

(注1)前年度の数字は報告があった12社の合計。

(注2)前年度の全770件中、支払額の最大は363万円、最小は1万円。