沖縄支部の活動

沖縄県内の交通事故による経済的損失額
(2014.11.13)

年間256億円、若年層の人身事故・物損事故は、全国ワースト1

 日本損害保険協会沖縄支部(委員長:濱田 剛・大同火災海上保険株式会社常務取締役)では、2012年度の沖縄県内の交通事故による経済的損失額を取りまとめました。概要は次のとおりです。

1.交通事故による経済的損失(人身損失・物的損失)の沖縄県と全国の比較(2012年度)

人 身 損 失物的損失合 計
死 亡後遺障害傷 害
沖縄損 失 額11億円31億円35億円77億円179億円256億円
被害者・
損害物数
39人467人9,321人9,827人94,691件
全国損 失 額1,208億円4,387億円6,528億円12,123億円17,958億円30,081億円
被害者・
損害物数
4,385人59,797人1,155,867人1,220,049人6,887,731件

(参考)2010〜2012年度までの推移

年 度人身損失(前年度比増減率)物的損失(前年度比増減率)合 計(前年度比増減率)
沖 縄 県2012損 失 額77億円+11.6%179億円+7.2%256億円+8.5%
被害者・損害物数9,827人+12.1%94,691件-1.5%--
2011損 失 額69億円0%167億円-6.2%236億円-4.5%
被害者・損害物数8,770人+6.5%96,116件-7.0%--
2010損 失 額69億円+7.8%178億円-5.3%247億円-2.0%
被害者・損害物数 8,233人+7.9%103,366件-0.7%--
全  国2012損 失 額12,123億円-1.9%17,958億円-0.1%30,081億円-0.8%
被害者・損害物数1,220,049人-0.2%6,887,731件-3.9%--
2011損 失 額12,353億円+1.2%17,977億円+0.2%30,330億円+0.6%
被害者・損害物数1,222,578人+1.7%7,163,928件-0.8%--
2010損 失 額12,206億円-1.4%17,937億円+1.9%30,143億円+0.6%
被害者・損害物数1,202,291人+1.4%7,218,883件+1.4%--

※人身損失額は、保険の普及率等をもとに、共済や政府保障事業により支払われた事故等を含めた数値を推計。

※物的損失額に関する各種数値は、保険の普及率等をもとに、共済により支払われた事故や無保険事故等も含めた1年間の「物損事故全体の数値」を推計したもの。

2. 沖縄県の特徴

<人身・物損事故も、加害者は若年層(16歳〜24歳)の比率が高い。>

□人身事故

・24歳以下の者が起こした交通事故による被害者数の割合は22.6%(全国平均14.8%)で全国ワースト1位。

・16歳〜19歳が起こした交通事故による被害者数の割合は7.1%を占め、全国平均(3.6%)の約2倍。

□物損事故

・24歳以下の者が起こした交通事故による損害物数の割合は19.3%(全国平均13.4%)で全国ワースト1位。


<物損事故は、追突が多い。>

・ 事故類型別(人対車両、車両相互(正面衝突・側面衝突・追突・後退時衝突・その他)、車両単独事故)の損害物数の割合は、追突が30.7%(全国平均23.1%)で全国ワースト1位。

※構築物衝突(自損事故)の割合は10年前の約1.3倍に増加(19.0%⇒25.5%、全国平均は22.6%⇒33.7%)。