医療研修

 当協会では、1984年の自賠責保険審議会答申に対応して、損保各社の自賠責保険事業から生じた運用益を活用し自動車保険・自賠責保険等の損害サービスに携わる社員を対象とした医療に関する基礎知識の研修を行っています。

医療研修の目的

 自賠責保険・自動車保険は、交通事故による損害を補償し、被害者救済に資する保険であることから、交通事故に伴う被害者対応業務は損害保険の種々の業務の中で大きなウエイトを占めています。

 自賠責保険・自動車保険は、交通事故による損害を補償し、被害者救済に資する保険です。被害者救済を目的とする自賠責保険にとって重要なことのひとつに、被害者の方の「一日も早い社会復帰」を達成することがあり、それを支援する力を備えた担当社員の育成は大切な使命ととらえています。さらにこうした努力は信頼される損害保険につながっていくと考えています。

 このため、医師の説明を理解し医師との基本的なコミュニケーションが可能な人材の育成を目指して、損害サービスに携わる損害保険会社等の社員を対象に最善の医学・医療を学ぶ機会を提供する研修を実施しています。

 具体的には、通信講座による基礎学習、第一線の臨床現場で活躍の医師を中心とした講師による集合研修、各都市での医療セミナー等を実施しています。

更新:2013.03.15(損害サービス企画部 試験・医研センターグループ)

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