函館市で高齢者交通安全啓発活動を実施

~函館市立病院で函館市等と連携~

 日本損害保険協会北海道支部(委員長:池田 基己・東京海上日動火災保険株式会社 常務執行役員)では、6月12日(月)に函館市立病院において、函館市や函館西警察署等と連携してご高齢の方々に向けた交通安全啓発活動を実施しました。

 当日は、函館市立病院の待合室で診療の順番を待っている方々を中心に、函館市や函館西警察署等の職員とともに、当協会の交通事故注意喚起チラシ「みんなで実践!交通事故防止!(高齢ドライバー・高齢歩行者編)」等を配付のうえ、運転・歩行時の注意点などを説明しながら交通安全を呼びかけました。また、夜間でもドライバーに認知されやすくなるよう、函館市が用意したリストバンド型の夜光反射材や夜光反射シール等を配付し、その場でシールを靴の踵に貼る活動を実施しました。

 説明を受けた方からは、「高齢になると歩幅が狭くなり、長い横断歩道を渡り切るのも一苦労であるので、夕暮れ時や夜間の道路横断時には十分注意したい」、「リストバンド型の夜光反射材は装着も簡単なので、夜間歩行時は是非活用したい」などのコメントが寄せられました。

 北海道では、2016年の交通死亡事故件数に占める65歳以上の高齢者の割合が50%を超えるなど、依然としてご高齢の方が運転中や歩行中に交通事故に遭うケースが多くなっています。当支部では、函館市やその他地域において、継続して関係団体等と連携しながら交通安全啓発活動を実施していきます。

チラシを渡しながら説明する
当支部浅見事務局長
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