「保険料」は、
統計データを基に決められる。

保険料は、過去の事故・災害統計データを基にして、適正な金額を導き出して決められます。

大数の法則」により、
事故や災害の発生確率を導き出します。

大数の法則とは?

サイコロを振って1の目が出るかは偶然ですが、振る回数を増やすとその確率は6分の1に近づきます。このように確率が一定値に近づくことを「大数の法則」といいます。事故の発生確率を出す時も、数件の事故率ではなく、多くの事故データを分析することによって発生確率を予測できるようになります。

公平の原則」により、
発生確率の高低にあわせて保険料が決まります。

公平の原則とは?

「事故の確率が高い人には高い保険料、確率が低い人には低い保険料」というように、皆が平等になるようにしているのが、「公平の原則」です。たとえば、「鉄筋コンクリート造の住宅」の方が、「木造住宅」よりも火事で燃えにくいので、保険料が低く設定されます。

収支相等の原則」により、
保険料の総額と保険金の総額を等しくしています。

「収支相等の原則」とは?

保険契約者から集めた保険料の総額(収入)と、保険会社が支払う保険金の総額(支出)を等しくし、妥当な保険料水準になるようにしているのが「収支相等の原則」です。

きちんとしたルールに則って、保険料を適正な水準にしています。