個人賠償責任保険

個人賠償責任保険とは?

個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険です。
補償の対象となる事故例は、次のとおりです。他人の「身体」や「モノ」に損害を与えた場合が対象となりますので、他人への名誉を傷つけたり、プライバシーを侵害したりしたといったケースは補償の対象外となります。

1. お店で、代金を支払う前に商品を落とし、壊してしまった。
2. 飼い犬を散歩中、飼い犬が他人をかんでケガをさせてしまった。
3. 野球のバットを振っていたら、そばにいた人にケガをさせてしまった。
4. 誤ってベランダから鉢植えを落とし、駐車中の他人の車にキズをつけてしまった。
5. 自転車に乗っていて、歩行者をはねてしまった。

特約(オプション)として加入する場合が多い!

火災保険や傷害保険、自動車保険などの特約(オプション)として加入する場合が多くなっています。例えば、保険期間1年、保険金額1億円に設定して加入しても、年間保険料は数千円程度の場合があり、加入しやすいところにも特徴があります。

子どもも補償の対象になります!

「生計を共にする同居の親族」が補償の対象になるので、世帯主(例:お父さん)が個人賠償責任保険に加入すれば、同居している子どもも補償の対象になります。また、同居していない子どもでも、親から仕送りを受けていて、まだ結婚したことがない場合については補償の対象になります。なお、「生計を共にする同居の親族」に限定しないで、「同居の親族」であれば補償の対象になる保険商品もあります。