中小企業に必要な保険

1031人に聞いてみた 中小企業を取り巻くリスク 意識調査2022

企業を取り巻くリスクに対する意識・対策実態調査を実施。
社会情勢や自然災害、長引く感染症の影響など、企業を取り巻くリスクは多様化しており、中小企業のリスク対策の意識も高まりつつあります。

  • 調査期間
    2022年
    9月8日(木)
    ~9月12日(月)
  • 調査対象
    中小企業の
    経営者
    および
    従業員※
  • 調査方法
    インターネット
    調査
損害保険契約関与者(決定権あり/選定関与)
サンプル数:1,031サンプル
調査結果報告書はこちら

9割弱が何らかのリスクを認識しています。9割弱が何らかのリスクを認識しています。

何らかのリスク意識を持っている企業何らかのリスク意識を持っている企業
86.6%
「事業活動を行っていく上で考えられるリスク」として、多くの企業が何らかのリスクを認識しており、そのうちの79.1%がリスクを深刻に受け止めていると回答しています。

具体的な被害内容

  • 自然災害
    • 2011年の東日本大震災によるガラスや建物の被害
    • 地震による崩壊と原子力発電所の爆発による職場閉鎖で仕事ができなかった
    • 記録を保管していた倉庫が高潮被害に遭った
    • 局地的竜巻によるシャッター全倒壊、社屋屋根と壁損壊
    • 豪雨による自社機械(建設機械)の損失
  • 感染症
    • 外出自粛、行動制限、人々の意識の変化で売上減少
    • 経済活動停止等による売上減少
    • 社員感染による生産性の低下に伴う減収
    • コロナによるお客様の来店回数減少
    • 依頼されていた仕事がすべてキャンセルになったことによる減収
  • 売上減少
    • 材料の仕入れ先が倒産し、仕入れができなくなった
    • 年間売り上げの3割に当たる物件のキャンセル
    • 取引先倒産による売掛金の回収不可
    • 倒産はしていないが、資金不足ということで、一方的に払ってもらえていない
  • その他
    【経済環境リスク】
    物価上昇、インフレによる経済活動の停滞
    【国際情勢リスク】
    ロシアのウクライナ侵攻による物価上昇
    【国際情勢リスク】
    円安による関係先の売上低下
    【サイバーリスク】自社ECサイトよりクレジットカード情報が流出し補償に600万円以上かかった

被害に遭ったときの考え被害に遭ったときの考え

  • 被害がこんなにも大きくなるとは思っていなかった 53.0%被害がこんなにも大きくなるとは思っていなかった 53.0%
  • リスクに対する備えが不足していたと思う 49.1%リスクに対する備えが不足していたと思う 49.1%
  • うちの会社では、まさか起こらないと思っていた 41.4%うちの会社では、まさか起こらないと思っていた 41.4%
  • 社内体制を整えられていなかった 38.6%社内体制を整えられていなかった 38.6%
  • 風評被害など、二次的な被害まで想定していなかった 36.6%風評被害など、二次的な被害まで想定していなかった 36.6%
  • 相談できる相手がいなかった 36.2%相談できる相手がいなかった 36.2%
  • 現状の対策で十分だろうと思っていた 36.2%現状の対策で十分だろうと思っていた 36.2%

被害に遭った企業の47.7%が損害保険への加入に肯定的な回答。被害に遭った企業の47.7%が損害保険への加入に肯定的な回答。

被害に遭った企業に、「実際に被害に遭った際に、どのような対策をしておくべきだったと感じましたか」と質問したところ、47.7%が「損害保険への加入」に肯定的な回答。とっておくべきだった対策としては最も高くなりました。
次いで、「貯蓄」「補助金の活用」「共済への加入」と続きました。

一方でリスクへの対策ができていない企業もあります一方でリスクへの対策ができていない企業もあります

36.6% 特に対策をしていない36.6% 特に対策をしていない
リスクに関して、「特に対策/対処をしていない」が27.5%。
昨年度の36.6%から、-9.1%。各社対策は進めているが課題もある様子。
  • 対策する費用に余裕がない 36.2%対策する費用に余裕がない 36.2%
  • 具体的な対策方法がわからない 31.4%具体的な対策方法がわからない 31.4%
  • リスクよって生じる影響・損失がわからない 24.6%リスクよって生じる影響・損失がわからない 24.6%
認識しているリスクへの対策や補償などを知るために、一度、損害保険代理店または保険会社に相談しみてはいかがでしょうか。認識しているリスクへの対策や補償などを知るために、一度、損害保険代理店または保険会社に相談しみてはいかがでしょうか。

関心の高いリスク サイバーリスク関心の高いリスク サイバーリスク

サイバー攻撃のリスクは全ての企業に拡がっていますサイバー攻撃のリスクは全ての企業に拡がっています

中小企業においても、日常的な事務処理から、生産管理、請求処理、IoTなど様々な領域でIT化が進んでいます。
一方で、サイバー攻撃の脅威は、年々巧妙化し悪質化が進み、ますます高まってきています。 また、サプライチェーンを構成する中小企業においては大企業への標的型攻撃の踏み台として狙われるリスクがあります。

サイバーリスクは、経営課題としての関心度が昨年度の80.2% から、 84.1%と増加しており、各社関心が高まっています。
実際に、被害にあったという声も複数ありました。
  • 自社ECサイトよりクレジットカード情報が流出し補償に600万円以上かかった自社ECサイトよりクレジットカード情報が流出し補償に600万円以上かかった
  • セキュリティ対策ソフトを装った詐欺被害に遭ったセキュリティ対策ソフトを装った詐欺被害に遭った
  • メールサーバーへの不正アクセスメールサーバーへの不正アクセス
  • コンピュータウイルスへの感染コンピュータウイルスへの感染

法令違反もリスクのひとつ!

2022年4月施行 個人情報保護法の改正
改正により、これまでよりも個人情報として配慮・対応すべき範囲が広がり、情報漏えい時の報告・通知義務や罰則のレベルなども上がりました。

企業は個人情報保護法への適切な対応が必要となります。
サイバー保険について(サイバー保険特設サイト)サイバー保険について(サイバー保険特設サイト)

保険の重要性を実感される方が増えています。保険の重要性を実感される方が増えています。

  • リスク対策としての損害保険への加入率リスク対策としての損害保険への加入率
    損害保険加入率は、昨年度より8.5%増加。損害保険加入率は、昨年度より8.5%増加。
  • 企業向け/法人向け損害保険に対する考え企業向け/法人向け損害保険に対する考え
    • 近年リスクが増えていると思う近年リスクが増えていると思う
    • 保険に加入していることで、安心して事業を行うことができる保険に加入していることで、安心して事業を行うことができる
    • 保険に加入していることで、取引先に対して安心感を示すことができると思う保険に加入していることで、取引先に対して安心感を示すことができると思う
    • 経営責任として、保険加入が必要だと思う経営責任として、保険加入が必要だと思う
    • 保険に加入していることで、従業員に対して安心感を示すことができると思う保険に加入していることで、従業員に対して安心感を示すことができると思う

あなたの会社も損害保険を検討・見直してみませんか?あなたの会社も損害保険を検討・見直してみませんか?

加入のきっかけは、保険代理店から提案があったから(32.5%)、保険会社から提案があったから(26.7%)、
年々リスクが複雑化していると思うから(26.1%)がトップ3の結果となりました。
取扱い保険会社をみる
多くの企業が加入している損害保険多くの企業が加入している損害保険
他にもリスクに備える損害保険があります他にもリスクに備える損害保険があります
  • 経営者・役員リスク経営者・役員リスク
    • 雇用慣行賠償責任保険
      (EPL保険・特約)
      ハラスメント・不当解雇等の侵害行為に起因して、事業主や役員等が従業員等から損害賠償請求がなされたことによって被る損害を補償します。
  • 休業リスク休業リスク
    • 取引信用保険
      取引先の倒産や支払遅延等により、販売した商品や提供したサービスの代金を回収できなくなった場合(貸倒れ)の損害を補償します。
  • サイバーリスクサイバーリスク
    • サイバー保険
      サイバー事故により企業に生じた法律上の損害賠償責任のほか、事故時に必要となる費用や自社の喪失利益を包括的に補償します。
    • 個人情報漏えい保険
      個人情報の漏えいまたはそのおそれが発生し、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害や、謝罪広告掲載費用・お詫び状作成費用等の事故対応のために支出した費用を補償します。
お役立ち情報お役立ち情報
  • 調査結果報告書
    中小企業を取り巻くリスクに対する意識・対策実態調査結果の詳細レポートはこちら
    調査結果報告書
  • チラシ
    中小企業を取り巻くリスクと、リスクに備える為の保険についてまとめたチラシです。ご自由にダウンロードしてご活用ください。
    チラシをみる