静岡県 平成22年の交通事故多発交差点 一覧

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▼静岡県の交通事故状況の推移
▼人身事故発生地点の割合
※データ出典:(財)交通事故総合分析センターより

静岡県の平成22年ワースト交差点で発生した事故の傾向

平成22年は、ワースト交差点5箇所で、69件の事故が発生しています。
このうち、追突事故(39件)が特に多く発生しています。次いで多かったのが、左折事故(11件)となっています。
交通事故は、自動車だけでなく歩行者・自転車などの行動が原因となることもあります。交差点を通行する全ての人が、周囲をよく確認しながら、万一の場合にも対応できる速度で無理せず通行するよう、常に心がけましょう。
事故類型と件数 それぞれの事故の主な要因と考えられること
追突事故:39件
  • 脇見運転・漫然とした(他車の動きをよく見ていない)運転
  • 車間距離の不足・スピードの出し過ぎ、信号変わり目での無理な直進 など
左折事故:11件
  • 自車の左後方死角から直進してくる自転車やバイクの見落とし
  • 左折先の横断歩道上の自転車や歩行者の見落とし・確認不足 
  • 歩行者や自転車の無理な横断・飛び出し
  • バイク・自転車等の、大型車の左折内輪差の見誤り など
右折直進事故:9件
  • 右折時、対向直進車のスピードの読み誤り(自車が先に右折できるという思い込み)
  • 対向直進車に右折を譲られた際、その脇から直進してくるバイク等の見落とし(いわゆる「サンキュー事故」) など
出合頭事故:3件
  • 一時停止標識・優先通行区分の無視や見落とし
  • 相手車の進行スピードの読み誤り など
右折事故:2件
  • 右折先の横断歩道上の歩行者や自転車の見落とし・確認不足
  • 歩行者・自転車等の無理な横断・飛び出し など

※この他、上記のパターンに含まれない「その他」の事故が5件発生しています。

地図上のアルファベットまたは交差点名をクリックすると詳細ページが表示されます。
EDCBA
※この「ワースト」という表現は、「事故件数の多い順」という意味で便宜的に並べるために付与したものです。
 各事故の状況や損害・被害の程度を加味した順位付けではありません。

地元警察本部の取組

(1)過去のワースト交差点が改修・改善された事例
平成20年中の事故多発交差点ワースト2位の「阿幸地北交差点」(国道139号・富士宮市)では、道路管理者による交差点改良にあわせて、平成22年2月までに信号周期の変更や信号機設置場所の見直し、横断歩道の移設、左折禁止規制の追加などを行った結果、平成22年中の交通事故は平成20年(16件)と比べて68%減少した。(発生件数5件、前年比-6件、平成20年比-11件)
(2)今後の事故多発交差点の改修・改善の予定
平成21年中の事故多発交差点ワースト2位の「護国神社入口(柚木東)交差点」(国道1号・静岡市葵区)では、道路管理者による交差点改良などの計画があり、これに合わせて改修する予定。
(3)今年、警察本部で特に注力している交通安全対策
高齢者事故防止対策、飲酒運転根絶対策、自転車安全利用対策、シートベルト着用対策を4大対策と位置づけ、各種施策を推進中。また、今年度から、最新の交通安全機器(14種類)を搭載した交通安全体験車を新たに導入し、子どもから高齢者にいたるまでのすべての年齢層の方に楽しみながら交通ルールと交通事故防止に必要な知識を学んでもらう参加、体験、実践型交通安全教室を推進中。
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