・右左折する車と、横断中の自転車とが衝突する事故が多発！

　この交差点は、国道2号と市道とが交差しており、近くには高等学校や総合病院があり、車の交通量、自転車・歩行者の交通量ともに多い。
　平成21年に発生した事故の時間帯を見てみると、6〜9時台の朝の通勤・通学時間帯に6件、20〜23時台に6件と集中している。
　事故の形態から見ると、右左折中の車両が関係した事故が12件で全体の6割以上を占めており、このうち横断中の自転車との事故が7件と特に多くなっている。また、追突事故は、いずれも岡山県方面（東方）から山口県方面（西方）に向かう車両によるもので、3件発生している。
　このため、左折時は自分の車両の後側から進行してくる自転車や歩行者に対して、特に注意が必要である。また、右折時は対向直進車の動きに注意するとともに、車の陰に自転車や歩行者がいないか十分に確認する必要がある。　このほか、追突事故を防ぐためには車間距離を十分にとり、信号や前車の動きに注意することが重要である。