損害保険代理店になるには

損害保険代理店になるための手続きについて

 代理店になるには、保険会社と代理店委託契約を結んだ上で、代理店の所在地を管轄する財務局に登録しなければなりません。この登録を行ってはじめて、代理店として保険販売をすることができます。また、代理店に所属して保険販売を行う人も財務局に届出を行います。登録や届出の手続きは通常、保険会社を経由して行います。

損害保険代理店になるために

 代理店になるには、代理店としての要件を備えたうえで、保険会社と代理店委託契約を結ぶ必要があります。代理店として相応しい知識や能力を備えているかどうかを判断する方法は各保険会社によって異なります。一般的には、所定の研修を受け、試験に合格するなど、一定の基準を満たすことによって判断されます。

代理店になるまでの流れ

損害保険代理店研修・試験について

 代理店として実際に保険販売を行うには、保険販売に関する法令※や保険商品に関する知識などを習得するため、保険会社が実施する研修・試験を受ける必要があります。これらの研修・試験については、保険会社によって異なりますが、試験については、ほとんどの損害保険会社が損保協会の損害保険募集人一般試験(以下、「損保一般試験」という)を利用しています。

※保険販売に関する法令には、最も基本的な法律である「保険業法」をはじめ、「消費者契約法」や「金融商品の販売等に関する法律」などがあります。 また、代理店は、会社法上の代理商に該当しますので、上記の法令に規定されていない事項については「会社法」や「民法」の規定が適用されます。

損保一般試験の概要

 損害保険募集人(代理店としてまたは代理店に所属して保険販売を行う人、以下「募集人」といいます。)が保険募集にあたり保険商品に関する重要事項等を正確に説明するための知識を、業界共通の内容で教育することを目的とした試験制度です。試験には基礎単位と商品単位があり、これから代理店登録または募集人届出をする方、既に代理店登録または募集人届出をしている方で、損害保険会社の承認を得た受験者を対象に実施する試験で、5年の更新制となります。

損保一般試験の詳細についてはこちらから

更新:2017.11.17(募集・教育企画部 企画・運営グループ)

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