軽消防車・救急車等の寄贈を通じた社会貢献活動

一般社団法人 日本損害保険協会は、軽消防自動車と高規格救急自動車の寄贈を通じ、地域の防災力強化や救急医療体制の整備に貢献しています。

軽消防自動車(デッキバンタイプ) 
軽消防自動車(トラックタイプ)
高規格救急自動車

1.寄贈の背景

  • 消防自動車や小型動力ポンプ等の消防資機材については、防災事業の一環として、1952年度から全国の市町村(離島除く)に、1982年度から離島に毎年寄贈しています。
  • 救急自動車については、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者救済支援事業の一環として、1971年度から毎年寄贈しています。高規格救急自動車については、1991年度から毎年寄贈しています。

2.寄贈車両の仕様、累計寄贈台数、活用状況

  • 軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとし、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応でき、迅速な初期消火・初期救命が可能な消防自動車です。市町村(離島を除く)に寄贈するデッキバンタイプと、離島に寄贈するトラックタイプがあります。
  • 高規格救急自動車は、広い車内空間を備え、救急救命士が高度な救急救命処置を十分に行うことのできる設備を整えた救急自動車です。
  • 軽消防自動車含む消防資機材の累計寄贈台数は3,489台、救急自動車の累計寄贈台数は1,680台、あわせて5,169台がこれまで全国各地に寄贈されています(2022年7月現在)。
  • 寄贈車両は各地域における実際の消火活動や救急救命活動のほか、平時から住民の防災意識向上のための消防訓練など、様々な用途で活用されています。

累計寄贈台数

消防資機材(1952年度から全国の市町村(離島除く)、1982年度から離島)

市町村
(離島を除く)

消防自動車(注)

2,440台

CAFSユニット積載軽車両

1台

軽消防自動車

309台

消防活動二輪車

1台

離島

軽消防自動車

225台

非常用浄水発電照明装置積載兼用軽消防自動車

9台

小型動力ポンプ

518台

合計

3,503台

(注)標準車、水槽車、救工車、化学車、シュノーケル車などを含む。

(2022年8月現在)

救急自動車(1971年度から)

高規格救急自動車

296台

その他救急自動車

1,389台

合計

1,685台

(2022年8月現在)

更新:2022.08.12(業務企画部 防災・安全グループ)

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