交差点の解説

・国道192号と市道が変則に交差する五差路、交通量も多く通行に注意

　この交差点は、東西に走る国道192号に対して、南北からの市道と徳島駅前に通じる市道とが変則的に交差する五差路である。国道192号は県西部方面と徳島市内中心部を繋ぐ大動脈のため、昼夜を問わず車両の通行が多い。五差路ということもあって、時差式信号機や方向指示信号機がついている。
　平成21年は11件の事故が発生しており、昼間8時〜18時にそのうちの9件が集中している。市道から国道192号や徳島駅方面（北西方向）へ進入する際の左折ウインカーの見間違いや、国道192号から両国本町方面（南方向）へ進入する際の時差式信号の認識間違いによる運転ミスが起こりやすい。
国道側を通行する際には、通行車線の間違いや、交差点近くのバス停から発進する路線バスが複数の車線をまたぐこともあるため、前方の車や路線バスの動きに気を付ける必要がある。
　また、交通の要所のため渋滞も起こりやすく、渋滞時の気の緩みに加えて横断歩道の歩行者も多いため、注意が必要である。特に、歩道橋が架かっており、橋脚などで運転手から歩行者が死角となることも多いため、通行の際には注意が必要といえる。