交差点の解説

・市街化による交通量の増加により、ラッシュ時の追突事故が多発

　この交差点は、東西に走る県道徳島環状線（県道29号線）と南北に走る県道徳島北灘線（県道41号線）とが交差している。徳島市郊外から徳島市内中心部への通勤路として朝夕の車両通行が多いが、この界隈は郊外型店舗の出店に伴い、通勤時間のみならず昼間・休日も、通行の際には注意が必要である。また、県道徳島環状線を西から東へ直進する際は車線が減少するため渋滞となりやすいほか、徳島市郊外から徳島市内に流入するための右折などが込み合いやすい。加えて、時差式信号のため右折時の運転には注意が必要である。
　平成21年は9件の事故が発生しており、すべて車両相互の事故で、そのうち6件が追突事故である。時間帯で見ると、8時〜10時に2件、16時〜20時に6件の事故が発生している。
　発進や加速の際には、追突事故や右折時の事故に注意が必要である。渋滞時の無理な右折や信号の見落としに注意するほか、大きな交差点のため、右左折時には歩行者の確認をしっかりと行う必要がある。