交差点の解説

・交差点での追突事故、右折事故が多発
・交差点遠方の見通しが悪く、すぐ隣の交差点とも接近しているため、衝突事故や追突事故に注意

　この交差点は、鹿児島中央駅方面と住宅地である田上地区を結ぶ主要地方道である永吉入佐鹿児島線（県道35号線）と新川沿いの市道が交差する多岐交差点である。新川沿いの市道は狭いにもかかわらず、国道225号方面（南東方向）への通過道路として、自動車や歩行者の交通量が多い。特に朝夕は通勤・通学者の利用が多い。
　交差点の近くにはJR鹿児島本線の高架橋があり、県道はアンダーパス（掘り下げ道路）で立体交差して城ケ平橋交差点に至っている。そのため交差点へは鹿児島中央駅方面（北東方向）から上り勾配となっており、交差点先の見通しが悪く注意が必要である。
　田上方面（西方向）から天神南交差点を左折して城ケ平橋交差点をすぐに右折する車両の流れが多いが、交差点の間隔が短く手前の天神南交差点まで車両が停滞することもある。そのため、新川沿いへの右折車と県道の直進車両が衝突する事故や、右折待ち車両が隣接の交差点まで停滞することによる追突事故が発生している。
　なお、事故対策として平成21年から改修工事が進められ、車線のカラー舗装等が施されている。