交差点の解説

・照国方面・西田方面からの右折の際に、対向直進車との事故が多発

　この交差点は、鹿児島の幹線道路である国道3号と3本の市道が複雑に交差する変形の5差路である。国道3号は草牟田方面（北西方向）から照国方面（北東方向）に鍵型に走っており、市道は、西田方面（西方向）と加治屋町方面（南方向）から交差している。この交差点を中心に鹿児島市内の道路が各方面に分岐しており交通の要所でもある。周辺にはマンションや事務所のビルなどが建ち並び、昼夜を問わずバス・トラック・自家用車・自転車・歩行者の交通量が多く、利用者の年齢も幼児から高齢者まで幅広い。
　交差点への流入路はすべての路線で右折車両が多く、特に照国方面から国道3号を右折して草牟田方面へ向かう車両や、西田方面から加治屋町方面への右折が多い。西田方面からの市道は平田橋を経て交差点にさしかかっているが、橋が国道3号に対して鋭角に交差していることから、右折時の見通しには注意が必要である。なお平成21年には、追突事故や右折直進事故、左折事故などが発生している。