和歌山県 令和元年の交通事故多発交差点 一覧

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交通事故状況の推移と人身事故発生地点の割合

和歌山県の交通事故状況の推移
人身事故発生地点の割合
※データ出典:公益財団法人交通事故総合分析センターより

年代別事故状況

年代別第一当事者(※)の割合
 
65歳以上の歩行中、自転車乗車中の交通事故死者数の割合
※最初に交通事故に関与した車両等、運転者または歩行者のうち、当該交通事故における過失が重い者をいい、また過失が同程度の場合には人身損傷程度が軽い者をいう。

令和元年のワースト交差点で発生した事故について(産経新聞大阪本社調べ)

令和元年は、ワースト交差点5箇所で、25件の事故が発生しています。
このうち、追突事故(11件)が特に多く発生しています。次いで多かったのが、右折直進事故(3件)と出会い頭事故(3件)となっています。
交通事故は、自動車だけでなく歩行者・自転車などの行動が原因となることもあります。 交差点を通行する全ての人が、周囲をよく確認しながら、万一の場合にも対応できる速度で無理せず通行するよう、常に心がけましょう。
地図上のアルファベットまたは交差点名をクリックすると詳細ページが表示されます。
※この「ワースト」という表現は、「事故件数の多い順」という意味で便宜的に並べるために付与したものです。
 各事故の状況や損害・被害の程度を加味した順位付けではありません。

地元警察本部の取組

1.警察として注力している交通安全対策
  • 「横断歩道における歩行者優先の徹底」(重点項目)
    令和元年にJAF(日本自動車連盟)が実施した「信号機のない横断歩道で横断歩行者がいる場合の車両停止率」について、全国平均が17.1%のところ、本県は8.9%と極めて低く、全国ワースト10位という結果でありました。
    令和2年に入ってからも、横断中の高齢者が被害者となる死亡事故が発生していることから、昨年に引き続き、ドライバーに対して、横断歩道における歩行者優先について周知徹底が図られるよう、各種取組を推進しています。
  • ラジオCMによる広報
    2月1日から1年間、和歌山市内のコミュニティFM「エフエム和歌山」において、横断歩行者優先に向けたCM(20秒間)を制作し、1日3回放送しています。
  • 横断歩道における歩行者優先に向けた対策会議の開催
    2月14日に交通センターにおいて運輸関係団体の担当者を招き「横断歩道における歩行者優先に向けた対策会議」を開催しました。
2.交通事故多発交差点の改善について
  • 延時交差点(和歌山市・県道和歌山阪南線)
    六差路と複雑な交差点形状から、右折車と直進車の事故が多い地点でした。
    このため、信号周期の調整を行い、直進車と右折車を完全に分離するとともに、交差点内のカラー舗装化により右折と直進の事故対策を実施しました。
  • 備前交差点(岩出市・国道24号)
    交通量が多く追突事故が多発していたことから、道路管理者と協力し、交差点の手前に注意喚起の看板や路面標示設置するなど、追突事故防止対策を実施しました。
3.高齢者の交通事故防止・減少に向けた取組
  • 参加・体験型の交通安全教室の開催
    令和2年に新たに導入した交通安全教育車を活用し、参加・体験型の交通安全教育を実施しています。
  • 運転免許を返納しやすい環境づくりの推進
    平成30年から、日曜窓口における運転免許自主返納手続の開始や、代理人の返納手続を開始するとともに、高齢者の総合窓口「地域包括支援センター」と連携し、運転免許自主返納後における生活支援を実施しています。

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