福島県　令和2年の交差点事故状況｜事故多発交差点マップ (2020年版)

福島県　令和2年の交差点事故状況

交通事故状況の推移と交通事故の割合

▼福島県の交通事故状況の推移

▼人身事故における交差点の割合

※データ出典:公益財団法人交通事故総合分析センターより

年代別事故状況

▼交差点事故における第1当事者および第2当事者の割合
　

▼65歳以上の歩行中、自転車乗車中の交通事故死者数の割合

※第1当事者とは、最初に交通事故に関与した車両等、運転者または歩行者のうち、当該交通事故における過失が重い者、また過失が同程度の場合には人身損傷程度が軽い者をいい、第2当事者は、第1当事者の相手方となった者をいいます。

令和2年のワースト交差点で発生した事故について（福島民友新聞社調べ）

令和2年は、ワースト交差点10箇所で、44件の事故が発生しています。このうち、追突事故（17件）が特に多く発生しています。次いで多かったのが、出会い頭事故（8件）となっています。
交通事故は、自動車だけでなく歩行者・自転車などの行動が原因となることもあります。交差点を通行する全ての人が、周囲をよく確認しながら、万一の場合にも対応できる速度で無理せず通行するよう、常に心がけましょう。

地図上のアルファベットまたは交差点名をクリックすると詳細ページが表示されます。

※この「ワースト」という表現は、「事故件数の多い順」という意味で便宜的に並べるために付与したものです。
　各事故の状況や損害・被害の程度を加味した順位付けではありません。

地元警察本部の取組

1.警察として注力している交通安全対策

「モデル横断歩道」
福島県警察では、令和2年中に交通事故で亡くなられた方の約4割が歩行中被害に遭い、中でも道路横断中に亡くなられた方が多くを占めていることから、信号機のない横断歩道で過去に事故が発生した場所や交通量の多い場所等を「モデル横断歩道」として指定し、朝夕の通勤・通学時間帯を中心とした、横断歩行者等妨害違反の交通指導取締りを実施しています。
福島県薬剤師会との連携
歩行中に亡くなられた方の約7割が高齢者で、そのほとんどが夜間に被害に遭っていることから、福島県薬剤師会と連携し、薬局・薬店に来店した高齢者に対して、靴用反射シール等を配布し、交通事故防止を呼びかけています。

2.高齢者の交通事故防止・減少に向けた取組

高齢歩行者向け・交通安全教室
歩行者シミュレーターを活用した交通安全教室を開催（年25回、651人参加）
高齢運転者向け・交通安全教室
危険予測トレーニングを活用した交通安全教室を開催（年62回、1,458人参加）
安全運転サポート車を活用した試乗体験講習会を開催（年10回、280人参加）