試験関係

鑑定人Q&A

3級鑑定人試験を受験にあたって、何か条件や要件が必要ですか?

3級鑑定人試験は、年齢、学歴、国籍等に関係なく、以下に該当する者を除きどなたでも受験することができます。

  • 暴力団員(暴力団員ではなくなった日から5年を経過しない者を含む。)、暴力団準構成員、暴力団関係企業その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」という。)に該当する
  • 反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしている
  • 反社会的勢力を不当に利用している
  • 反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有している
  • 自らまたは第三者を利用して、暴力、脅迫、威力または詐欺的言動その他違法ないし不当な言動を行っている

鑑定人試験にはどのような種類がありますか?

鑑定人試験は、鑑定業務に必要な知識を3段階(1・2・3級)にランク付けしたランクアップ技能試験ですので、3級鑑定人試験を受験せず、直接2級または1級鑑定人試験を受験することはできません。

鑑定人試験にはどのような試験科目がありますか?

鑑定人試験の試験科目および単位は次のとおりです。1級および2級鑑定人試験は、各試験科目とも単位制を採用しており、過去に合格した科目は、次回以降の鑑定人試験においても有効です。

技能ランク

試験科目

単位数

1 級

(1)保険・一般常識

1単位

(2)建築

1単位

(3)電気

1単位

(4)機械

1単位

(5)簿記会計

1単位

(6)研究レポート

1単位

合計(登録必要単位数)

6単位

2 級

(1)保険・一般常識

1単位

(2)建築

1単位

(3)電気

1単位

(4)機械

1単位

(5)簿記会計

1単位

合計(登録必要単位数)

5単位

3 級

(1)保険・一般常識

(2)建築

(3)電気・機械

鑑定人試験(1級・2級・3級)は、どの程度の合格率ですか?

各試験科目の難易度等によって変わりますので、一概に何%とは言えませんが、1級は5~10%、2級は10~20%、3級は20~30%を合格率の目安と考えてください。

鑑定人試験、特に3級鑑定人試験は、3科目(「建築免除」の方は2科目)で60点以上でないと合格できませんが、何か効率的な勉強方法がありますか?

勉強方法は、人によって異なるので、一概にはいえませんが、過去問題を勉強し、各試験科目の出題傾向の特色等を理解しながら、勉強する方法が良いと思います。

一級建築士の資格を有する場合、鑑定人試験を受験せずに3級鑑定人として登録することができますか?

3級鑑定人試験に合格し、損保協会宛に3級鑑定人登録申請を行わなければ、3級専門鑑定人の登録はできません。
(なお、一級建築士もしくは二級建築士の資格を有する方は、3級鑑定人試験の試験科目の「建築」は免除されます。)

鑑定人試験には試験科目の免除制度がありますか?

鑑定業務に有用な一定の公的資格を有する方については、試験科目が免除されます。
試験免除を希望される方は、受験申請書類とともに受験免除を証明する書類(免許証・免除等)のコピーを損保協会宛に提出してください。

公的資格

免除する試験科目

一級建築士

1級、2級、3級の「建築」

二級建築士

2級、3級の「建築」

公認会計士

1級、2級の「簿記会計」

税理士

日本商工会議所簿記検定1級

第一種電気主任技術者

1級、2級の「電気」

第二種・第三種電気主任技術者

2級の「電気」

試験当日には、本人確認書類として何を持参すればいいですか?

受験にあたっては、「受験票」および次に掲げる「写真貼付の公的本人確認書類」のいずれか1点が必要となりますので、必ずご持参ください。

  1. 1.運転免許証
  2. 2.パスポート
  3. 3.写真付住民基本台帳カード
  4. 4.個人番号カード(マイナンバーカード)
  5. 5.在留カード、特別永住者証明書
    ※外国人登録証明書は、在留カード、特別永住者証明書に準じて取り扱います。
  6. 6.鑑定人登録証(写真貼付のもの)
  7. 7.アジャスター登録証

なお、1~7のいずれも所有していない場合、協会において「本人確認票」を作成・発行いたしますので、次の2点を受験申請書とともに協会 損害サービス企画部 試験・医研センターグループ 鑑定人試験係にご送付ください。

(1)本人確認票の作成を希望する旨を記載の用紙(形式は問いません)
(2)本人確認票貼付用の写真(縦3cm×横2.4cm)1枚

更新:2019.08.08(損害サービス企画部 試験・医研センターグループ)

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