「親子で学ぶ 防災・減災ピクニック」を実施

家族防災力を高め、南海トラフ巨大地震などの自然災害に備える

 日本損害保険協会中部支部(委員長:渡辺 敏男・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 専務執行役員)では、名古屋大学減災連携研究センターの福和 伸夫 センター長をナビゲーターに迎え、「親子で学ぶ 防災・減災ピクニック」を7月27日(土)に実施しました。当日は、15組35名の親子が、名古屋大学減災館と名古屋都市センターの間をバスで移動し、防災・減災を楽しく学びました。

 開催にあたり、当支部の宮崎 隆志 事務局長から、「自然災害発生時に、子どもたちを含め家族全員が生き延びることができるよう、親子で1日楽しみながら学びましょう」と挨拶がありました。

 名古屋大学減災館では、福和センター長の指導で、「紙ぶるる」で筋交いの役割の学習、プリンを使った地盤と建物の揺れ方の学習などが行われました。
 移動のバスの中では、福和センター長の解説により、通る場所の地名の由来を確認しながら、防災・減災の視点から名古屋のまちを再発見しました。
 名古屋都市センターでは、災害時にも温かい食事がとれる非常食の試食、「ぼうさい探検隊」の活動紹介や減災館での学びを振り返り日常での備えにつなげるワークシートの記入、名古屋都市センター企画課 青山 千華さんの指導によるクイズラリーで名古屋のまちづくりを学びました。
 最後は、協力団体である愛知県損害保険代理業協会の川合 秀弘 副会長から、「自然災害はいつ起こるかわかりません。今日のピクニックでの学びを、防災・減災に是非活かしてください。」との閉会挨拶がありました。

 アンケートでは、参加者の満足度が非常に高く、「なかなか一緒に体験することがないので、とても良い夏休みの思い出となりました。家で再度確認して災害に備えたいと思いました。」「普段馴染みのない『防災』を子どもに飽きさせることなく、わかりやすく教えていただくことができました。」「バスで周りながら学ぶ、クラフトで作りながら学ぶ、体感して学べる防災は、子どもにとってとても勉強になったと思います。」などの感想が寄せられました。

 当支部では、南海トラフ巨大地震に備えて、家族や地域の防災力を高めるため、今後もこうした取組みを進めていきたいと考えています。

宮崎事務局長の開会挨拶
解説をする福和センター長
プリンを使って地震の揺れを実験
「紙ぶるる」で筋交いの役割を学習
参加児童と福和センター長
バスの中の様子
非常食のあたため体験
非常食の試食
クイズラリーの様子
愛知県代協 川合副会長の閉会挨拶
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