「親子で学ぶ防災・減災ピクニック」を実施

 日本損害保険協会中部支部(委員長:赤木 匡・三井住友海上火災保険株式会社執行役員)では、名古屋大学減災連携研究センターの福和 伸夫 センター長を講師に迎え、「親子で学ぶ 防災・減災ピクニック」を7月31日(土)に実施しました。当日は、13組28名の親子が、愛知県の日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院で、防災・減災を楽しく学びました。

 開催にあたり、当支部の三村 雅彦 事務局長から、「近いうちに発生すると言われている南海トラフ地震をはじめとする地震について、親子で1日楽しみながら学びましょう」と挨拶がありました。

 本イベントは福和センター長の講義と日赤愛知災害管理センター見学の2部構成となっており、福和センター長の講義では、プリンや木製の家の模型を使った地盤と建物の揺れ方の学習や、振り子を使った揺れ方の違いの観察などが行われました。一方の日赤愛知災害管理センター見学では、普段は入ることができない災害医療の拠点の見学や、トリアージ実践体験、救急車などの緊急車両の乗車体験などが行われました。

 最後は、協力団体である愛知県損害保険代理業協会の伊藤 準 副会長から、「個人でできる地震の備えには限界があるので、地震保険などで地震の備えをしてください。」との閉会挨拶がありました。

 アンケートでは、参加者の満足度が非常に高く、「いつ発生するかわからない地震のことを考える良い機会となりました。」「普段入ることができない日赤愛知災害管理センターの見学ができるなど貴重な体験をすることができました。」などの感想が寄せられました。

 当支部では、南海トラフ巨大地震に備えて、家族や地域の防災力を高めるため、今後もこうした取組みを進めていきたいと考えています。

三村事務局長の開会挨拶
講義をする福和センター長
木製の家の模型を使った実験
トリアージ実践体験
救急車両見学
愛知県代協 伊藤副会長の閉会挨拶
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