原爆犠牲者慰霊碑に損保関係者が献花・参拝

広島の平和祈念式に合わせ「友愛の碑」に損保関係者300名以上が集まる

 日本損害保険協会中国支部(委員長:黒田 昌浩・あいおいニッセイ同和損保株式会社 常務執行役員)
では、原爆投下から70年を迎えた8月6日(木)、広島市主催の「原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に 合わせ、「友愛の碑」に献花・参拝を行いました。

 「友愛の碑」には、300名以上の損保職員や代理店などの損保関係者が集まりました。
 また、平和公園に続く道々では、ボランティアや地域の子どもたちが花を配布し、一般の方からも 多くの献花がありました。原爆投下時刻の午前8時15分には、平和の鐘に合わせて全員で黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにしました。

 当日は安倍内閣総理大臣やキャロライン・ケネディ駐日米大使が式典に出席したことに加え、海外から 過去最多の100カ国と欧州連合の代表が来賓として出席したことから、式場およびその近辺は大変混雑 していました。

献花・参拝する保険会社の職員
各社から寄せられた献花

午前8時15分、平和の鐘に合わせ、式典会場に向かって全員で黙とう

「友愛の碑」について

 原爆投下から20年が経過した1965(昭和40)年、広島の平和記念公園前の平和大通りに、原爆の
犠牲となった損害保険会社職員89名の慰霊と平和へのいしずえを祈念して、当時の広島地方委員会
(当支部の前身)が中心となって建立した記念碑。産業別の記念碑の設立はめずらしい。
                                 彫刻家の 辻 晋堂 作。

 4個の十字形は人間の形を表したもので、4は東西南北を示し、全世界を意味しています。彫刻の上の
もう1つの十字形は死者、原爆犠牲者を表しており、4個の人の形によって、平和を希求する全世界の
人々の、愛と良心が原爆犠牲者の冥福を祈っていることを表現したいという願いが込められています。

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