山口県自主防災アドバイザー養成研修で講義

県内の土砂災害リスクや自然災害の経済的備えである損害保険等への加入の必要性を訴求

 日本損害保険協会中国支部山口損保会(会長:澤田 良隆・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 山口支店長)では、11月3日(土)に山口県セミナーパーク(山口県山口市)で開催された「自主防災アドバイザー養成研修」(防災士養成講座認定研修)において、土砂災害リスクや自然災害への経済的備えなどについて講演しました。
 本研修は、山口県自主防災アドバイザーとして、自主防災組織の活動促進に貢献する意志のある自主防災組織のリーダー等(市町の推薦のあった人)約80名を対象に、山口県自主防災組織活動促進事業実行委員会が実施しました。

 当会からは、「自然災害と損害保険」と題して、当支部深澤事務局長が講演しました。まず、平成30年7月豪雨災害での被害状況や地域の土砂災害リスクを知ることの重要性、さらに、自然災害で被災した後の生活再建に向けた資金を準備しておくためには損害保険や共済に加入することが有効であることを説明したうえで、自然災害による損害を補償する保険や共済の概要について紹介しました。

 本年は、7月豪雨だけでなく、大阪府北部を震源とする地震、北海道胆振東部地震、台風第21号と大きな自然災害が立て続けに発生しており、いつどこで大きな自然災害が発生するかわかりません。
 当支部では引き続き、自然災害への備えの重要性について訴えていきます。

研修会場の様子
講演する深澤事務局長

山口県自主防災アドバイザー制度

 県で定めた研修を受け、防災に関する知識と自主防災組織への指導・助言を行えるスキルとノウハウを備えた方で、自主防災組織等の活動促進に寄与する意欲を持つ方をアドバイザーに委嘱・登録し、自主防災組織等からの依頼に基づき、各地域に派遣する制度です。

 詳細は山口県ホームページの以下リンク先をご覧ください。

山口県ホームページ(山口県自主防災アドバイザーを派遣します!)(外部リンク)

サイト内検索