「ほっかいどう防災ひろばinチ・カ・ホ」に参画

 日本損害保険協会北海道支部(委員長:山田 英司・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員 北海道地域担当)は、2020年1月17日(金)に札幌駅前通地下歩行空間北3条交差点広場(西)で開催された「ほっかいどう防災ひろばinチ・カ・ホ」に参画し、地震保険の必要性について情報発信を行いました。

 本イベントは、2014年6月に北海道が設置した「ほっかいどう防災教育協働ネットワーク」に「ほっかいどう防災ひろばinチ・カ・ホ協働プロジェクト推進チーム」を設置して、毎年のように発生する自然災害に備えるとともに、その教訓を風化させない取組みとして、防災知識の普及啓発を図ることを目的に実施されました。

 当支部は、北海道における火災保険契約に地震保険契約が付帯されている割合が56.6%(2018年度末時点。損害保険料率算出機構資料より)と、全国平均である65.2%(同上)を下回っていることを受け、地震保険の理解促進・普及促進のため、本イベントに参画しました。

 当日のステージイベントでは、特別ゲストに財務省北海道財務局理財部金融監督第一課長の春田 翼氏を招き、「備えて安心、地震保険の話」と題して地震保険の内容や必要性について講演を行いました。講演では、春田氏から「被災後の生活再建を考えるにあたり、どうしてもお金は必要となる。地震保険は、地震災害への経済的な備えとして最も有効な手段のひとつである。これを機に加入を検討してみてはどうか。」とのコメントがありました。聴講者からは「地震災害に遭ってしまった場合、生活再建に必要となるお金の大部分は自身で賄うことが前提になっているとは知らなかった。」との声が寄せられました。

 展示ブースでは、地震保険の必要性をわかりやすく整理した映像放映、パネル展示、パンフレット配布などを通じて情報提供を行いました。来場者からは「最近、地震が頻発しているように感じられて不安に思っている。地震保険を過去に解約してしまっていたが、火災保険の契約期間中なら途中からでも契約できると初めて知った。検討したい。」との声が寄せられました。

 当支部では、引き続き地震保険の啓発活動に取り組み、損害保険リテラシーの向上に努めていきます。

(左)当支部加藤職員 (右)財務省北海道財務局の春田氏
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