金沢大学で「防災リーダー養成講座」を開催

将来 保育士や教員を目指す学生に、損保協会の「防災教育支援ツール」を紹介

 日本損害保険協会北陸支部(委員長:新納 啓介・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員北陸本部長)では、7月23日(火)13時から、金沢大学の人間社会研究域学校教育系(尾島 恭子教授)の実学講座「家政学原論」の授業で、「防災リーダー養成講座」を実施しました。

 当日は、当支部の 片岡 信彦 事務局長から、子ども達の発達段階に応じた損保協会作成の「防災教育支援ツール」である「ぼうさいダック(幼児から小学校低学年向けのカードゲーム)」、「ぼうさい探検隊」(小学校高学年向けの防災教育プログラム)、中学生・高校生向けの防災教育副教材や「eラーニング動画で学ぼう!ハザードマップ」を紹介し、子どもたちを指導する際のポイントや留意点などについて、各種教材を用いて、実際のツールを体感してもらいながら具体的に説明しました。

 講義の中では、将来、教育に携わろうとしている学生に対し、「防災リーダーとして、授業や防災行事等で本ツールを使って実際に取組んでもらうことで、子ども達が自ら危険から身を守る方法を指導してほしい。」と述べました。

 受講した学生は、いずれも保育士や幼稚園、小中高の教員を目指していることもあり、子ども達が楽しみながら安全意識を身につけてもらうプログラムへの関心が高く、興味深く熱心に講義を聞いていました。

 終了後、学生からは、「『ぼうさいダック』はすぐに使えそうなツールだと思った。」「『ぼうさい探検隊』は、地域防災を教育するうえで良いプログラムであると思った。」といった感想が寄せられました。

 日本損害保険協会北陸支部では、今後も有識者や関係機関と連携しながら、将来の防災教育の担い手作りに貢献して参ります。

片岡事務局長
金沢市作成のハザードマップを実際に配布して説明
イラストを見てダックのポーズをとる受講生
「ぼうさいダック」の各種カード説明
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