自転車シミュレーターを近畿3県に寄贈

兵庫県・滋賀県・奈良県の交通安全協会に寄贈、自転車事故の注意喚起活動に貢献

 日本損害保険協会近畿支部(委員長:山名 学・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 常務執行役員)では、10月5日(月)に一般財団法人奈良県交通安全協会、10月6日(火)に一般財団法人兵庫県交通安全協会、10月7日(水)に公益財団法人滋賀県交通安全協会で行われた自転車シミュレーター(※)の贈呈式で、当支部各地区損保会の斉木 仁 奈良損保会長(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 奈良支店長)、吉田 修 兵庫損保会長(同社 神戸支店長)、渡辺 祐 滋賀損保会長(同社 滋賀支店長) から各県の交通安全協会へ目録の贈呈を行いました。
 自転車シミュレーターの寄贈事業は、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者支援事業・事故防止事業の一環として行っており、2015年度は一般財団法人全日本交通安全協会に寄贈した17台のうち各1台が近畿3県の交通安全協会に配備されました。本事業は、2014年度から行っており、奈良県、兵庫県、滋賀県に寄贈されるのは初めてです。
 各贈呈式では、各損保会長から「自転車シミュレーターを交通安全教室等で活用し、地域の自転車事故防止に役立てていただきたい」との挨拶を行いました。
 滋賀県の贈呈式は、守山市で開催された「第11回交通安全高齢者自転車大会」で実施され、滋賀県交通安全協会の杉野 界幸 会長からは「高齢者による交通事故が多発している状況を踏まえ、自転車事故の注意喚起活動を含む各種の交通安全啓発活動において活用したい。引き続き連携願いたい。」との謝辞がありました。また、奈良県、兵庫県で行われた贈呈式後の懇談では、自転車事故の現状や高齢者の事故防止について意見交換が行われ、当協会作成のチラシ「知っていますか?自転車事故の実態と備え」と「みんなで実践!交通事故防止!(高齢ドライバー編)」を本シミュレーターと一緒に活用してもらうことになりました。

(※)自転車シミュレーター

 危険への予知能力を高め、自転車の安全な乗り方とルール・マナーを守ることの大切さを学ぶことができる教育装置。自転車利用時に想定される様々な危険を擬似体験することができる。

奈良県:斉木損保会長(右)
兵庫県:吉田損保会長(右)
滋賀県:渡辺損保会長(右から2番目)
滋賀県:デモンストレーションの様子
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