摂津市で「ぼうさいダック」研修会を実施

~保育所・幼稚園教諭へ「ぼうさいダック」の実践について研修を行いました~

 日本損害保険協会近畿支部(委員長:高野 耕一・東京海上日動火災保険株式会社 常務取締役)では、大阪府摂津市教育委員会の要請で、9月27日(火)に市内の公立私立の保育所・幼稚園教諭を対象とした「ぼうさいダック」研修会に講師を派遣しました。

 摂津市は市全体で防災教育の推進に取組んでおり、就学前の子どもたちへの防災教育として「ぼうさいダック」を用いた指導を全ての保育所・幼稚園で実施するにあたり、当支部へ講師派遣の要請があったものです。 当支部茨木職員より「ぼうさいダック」の概要説明を行い、その後、当支部防災博士として和歌山県御坊市の幼稚園で「ぼうさいダック」を用いた活動を行っている岡野 博美さんに、実際に子どもたちの前で行っている内容を実演いただきました。先生方には園児になったつもりで「ぼうさいダック」を体験していただきました。

 参加した先生方からは、「防災に関して今までこのようなかわいい教材を知らなかった。子どもたちが興味を持ち、楽しく学ぶことが出来ると思いました。また、誰でも指導できるように教材自体が工夫されているので、活用しやすいと感じました。」「カードゲーム方式なので子どもたちも楽しんで取組めると思いました。子どもたちと一緒に楽しみたい。」「音楽を流しながらぼうさいダックカードを使うことで、子どもたちも体で覚え楽しめると思いました。園で実践します。」など、実施に積極的なご意見をいただきました。

 当支部では、防災博士による活動のほか、防災などのイベントにおいても「ぼうさいダック」の周知、普及啓発に取り組んでいきます。

近畿支部職員による概要説明
防災博士による実技の説明
火事のときに取って欲しい
「タヌキ」のポーズで避難

「ぼうさいダック」とは

 安全安心の「最初の第一歩」を子どもたちが実際に身体を動かし、声を出して遊びながら学んでもらうためのカードゲームです。カードは全部で12種類。災害や日常の危険のほか、挨拶やマナーといった日常の習慣についても学べるようになっています。

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