滋賀県野洲市へ軽消防自動車を寄贈

地域特性に合わせた防火活動と市民の安心・安全な生活のために

 日本損害保険協会近畿支部(委員長:中西 功・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 常務執行役員)では、滋賀県野洲市に軽消防自動車を寄贈し、1月22日(水)に、野洲市総合防災センター併設湖南広域消防局東消防署において寄贈式が行われました。寄贈式には、損保協会から、滋賀損保会の出原 敬 会長(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 滋賀支店長)が出席し、野洲市からは、山仲 善彰 野洲市長、加賀爪 三代司 湖南広域消防局東消防署長、森 良基 野洲市消防団長ほかの皆様が出席されました。

 はじめに山仲市長から、「野洲市消防団には女性や高齢の団員も多く、今回、取り回しがしやすく機動性の高い軽消防自動車を寄贈いただいたことは大変ありがたく、感謝に堪えない。市民の安心・安全のため、防火・防災への対策を一層充実させたい。」と挨拶がありました。

 出原会長からは、「本日寄贈する小型動力ポンプ付軽消防自動車は、狭い道での活動も機動的に行うことができるものである。災害や事故発生時にその性能がいかんなく発揮され、市民の生命および財産を守ることができるよう祈念している。」と挨拶がありました。

 続いて、出原会長から山仲市長に目録とレプリカキーが贈呈され、消防車製作会社による概要説明の後、森消防団長から「野洲市は川に挟まれた地域で、山林が三分の一を占める。市街地も道幅が狭く、普通の消防車ではいけないところも多い。よって、今回寄贈いただいた消防車を活用したい。」との挨拶があり、寄贈式を終了しました。

 当支部では、引き続き関係各所と連携し、地域の防災・減災に資する取り組みに努めてまいります。


出原会長挨拶
出原会長(左)と山仲市長(右)
山仲市長(左)と森消防団長(右)
集合写真

参考

軽消防自動車の寄贈事業

・2019年度は、全国9市区町村(離島を除く)および離島7市町村に小型動力ポンプ付軽消防自動車を16台寄贈。
・全国の消防力の強化・拡充に貢献することを目的として、1952年度から全国の市町村に、1982年度からは離島にも軽消防自動車を寄贈。これまでの累計寄贈台数は3,459台。

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