和歌山県太地町に初めて軽消防車を寄贈

住民の安心安全は「いの一番」の重要事項。
地域防災力強化の一助に!

 日本損害保険協会近畿支部(委員長:平松 均・東京海上日動火災保険株式会社常務取締役〔代表取締役〕)では、12月4日(金)、和歌山県太地町で寄贈式を開催し、太地町消防団に小型動力ポンプ付軽消防自動車を寄贈しました。なお、和歌山県太地町への寄贈は今回が初めてとなります。

 当日は、新型コロナウィルス感染拡大局面ということもあり、来賓等のご招待を取り止める等縮小した規模・次第で、また、三密を避けるため太地町公民館前の駐車場を利用し、青空のもと太地町(三軒 一高 町長)と当協会の和歌山損保会(会長:古林 幸二・東京海上日動火災保険株式会社和歌山支店長)の関係者のみでの寄贈式を開催しました。
 冒頭、和歌山損保会の古林会長から、目録およびマスコットキーを三軒町長に贈呈しました。続いて、記念撮影、寄贈消防車両の仕様及び性能説明があり、寄贈式を終了しました。
 寄贈式終了後、三軒町長から「太地町は常備消防のない自治体。住民の安心安全は「いの一番」の重要事項であり、消防団への今回の寄贈は非常に有難い。町民は狭い平地に密集して居住しているため小回りの利く車両は防火活動に寄与する。寄贈いただいた機材を活用し、住民に安心感を与えたい。」との謝辞がありました。これに対して、古林会長からは「万が一の災害や事故発生の際に、今回寄贈した軽消防自動車がその性能をいかんなく発揮して、皆さまの生命と財産を守ることができますよう祈念いたしております」と応えました。

 当協会では、全国の消防力・防災力の強化・拡充のため、今年度寄贈分(全国自治体および離島に15台を寄贈)を含め、消防自動車等を1952年度から累計で3,474台寄贈しています。今回寄贈した小型動力ポンプ付軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとして、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応することができ、迅速な初期消火・初期救命が可能なものとなっております。
 近畿支部では、引き続き、地域の防災力強化支援に取組んでまいります。

古林会長(左)から三軒町長へ目録贈呈
参列の三軒町長(左)と漁野副町長(右)
寄贈車両
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