「安房地区老人クラブ大会」で交通安全啓発講座を実施

「孫に会いたい」、寸劇で分かりやすく事故パターンと注意点を解説

 日本損害保険協会南関東支部(委員長:山村 琢也 損害保険ジャパン日本興亜保険株式会社 東京業務部長)は、12月4日(火)に千葉県南房総市の富山ふれあいコミュニティセンターで開催された「安房地区老人クラブ大会(主催:安房地区老人クラブ連合会)」で、寸劇による高齢者向け交通安全啓発講座を実施しました。当日は安房地区の高齢者等約180人が参加しました。

 寸劇は「孫に会いたい」と題する一人芝居で、役者が扮する70歳の主人公が、孫を訪ねて車の運転や道路の横断をする道中に何度も交通事故の危険に遭うというストーリー。急ブレーキの効果音やBGMで臨場感を演出し、各事故場面で当支部 横尾 修一 事務局長が加齢による身体機能の変化や、高齢者(65歳以上)に特徴的な事故パターンと注意して欲しいポイントを当協会の高齢者交通事故注意喚起チラシ「みんなで実践!交通事故防止!」に基づき分かりやすく解説したほか、反射材つきの当協会チラシ「出会い頭の事故に注意!高齢歩行者は、夕暮れや夜間に注意!」も配付し、反射材の効果を実演しました。

 「まだまだ自分は大丈夫」と体力・運転ともに自信を持っていた主人公も、若いころと同じ意識では思わぬ事故につながる危険性を認識し、これからも元気で孫に会いに行けるよう交通安全の実践を誓います。

 なお、交通安全啓発講座の中で、当支部 横尾事務局長から、全国的に交通死亡事故が減少しているなか、千葉県では交通死亡事故が昨年比で大幅に増加(10月31日現在で昨年比32人増の147人)しており、極めて深刻な事態となっている旨の説明があり、あわせて年末に向けて交通事故が増加することが心配されるため、森田千葉県知事から県民の皆さんに向けた緊急ビデオメッセージを放映し、交通安全を呼び掛けました。

 当支部では、警察や自治体等と連携し、引き続き高齢者の交通事故減少に向けた活動を行っていきます。

一人芝居による寸劇 ~ 孫を訪ねて運転 ~
森田千葉県知事からの緊急ビデオメッセージ
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