徳島県で防災教育行事を実施!

~徳島代協・徳島県と連携し、地域の防災力・減災力を高め、子ども達の命を守る~

 日本損害保険協会四国支部徳島損保会(会長:秋山 芳久・東京海上日動火災保険株式会社 徳島支店長)では、8月10日(水)徳島県損害保険代理業協会および徳島県と連携して、徳島県阿南市において、未就学児および就学児への防災教育行事を実施しました。

 阿南市福井地区は、南海トラフ巨大地震で津波の被害(地震発生後19分で津波が到達)が想定されるため、被災時には高台への迅速な避難が必至となっています。
 そこで、午前中は福井保育所において、同保育所のマニュアルに基づき避難訓練を実施しました。訓練においては、園児約40名が防災頭巾を被り職員の声掛けと誘導により、保育所内から避難場所の公民館まで移動しました。避難訓練の様子や手順等は、徳島県南部総合県民局が視察し、終了後に講評が行われました。
 引き続き、「絵を見て防災を学ぶ」ことを目的に同県民局による防災紙芝居の上映が行われ、次いで「体を動かして防災を学ぶ」ことを目的に当協会四国支部と徳島県損害保険代理業協会による幼児向けカードゲーム「ぼうさいダック」の実演が行われ、園児達は楽しみながら災害時に取るべき行動を学んでいました。

 そして午後からは、福井放課後児童クラブによる「ぼうさい探検隊」を実施しました。探検隊においては、同クラブ施設下の福井川が地震による津波や台風等で氾濫した場合に備え、高台の安全な場所(福井小学校)に避難するルートを実際に子ども達が歩いてみて、何分で避難できるか、途中で危険箇所はないか等を地図にまとめる作業を行いました。
 まち歩きは、3グループに分かれて行われ、子ども達に大人(当協会四国支部および徳島県損害保険代理業協会、同クラブのボランティア)が付き添い、コースの中で着目すべきポイントについて、子ども達に説明やアドバイスを行いました。続いて、同クラブ施設で模造紙に必要な情報や絵を記入したり、写真やシールを貼付して「福井安全マップ」として分かりやすいマップ作りに取り組みました。完成したマップは、当協会主催の「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」に応募するとのことです。

 当協会が現在取り組んでいる第7次中期基本計画では、「自然災害における防災・減災(防災教育の推進)」が重点課題の一つになっており、当支部では、今後も自治体、代協等と連携した防災教育活動や「ぼうさい探検隊」の推進などを通じて、地域の防災意識の向上のために鋭意取り組んでまいります。

避難訓練
防災紙芝居
ぼうさいダック
ぼうさい探検隊まち歩き
ぼうさい探検隊まち歩き
ぼうさい探検隊マップ作り
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