南海トラフ巨大地震に備えて徳島県で地震保険を啓発!

~徳島代協と連携して2017年1月改定の地震保険を説明~

 一般社団法人日本損害保険協会徳島損保会(会長:秋山 芳久・東京海上日動火災保険株式会社徳島支店長)および一般社団法人徳島県損害保険代理業協会(会長:山本 高弘)では、10月30日(日)に徳島県立防災センターで開催された「とくしま防災フェスタ」に出展し、徳島県民に対し地震保険の周知・啓発を行いました。

 「とくしま防災フェスタ」は、「とくしま地震防災県民会議」と徳島県が「南海地震発生時の死者ゼロ」を目指して、広く県民が地震防災への関心を高め、実践的な防災活動へつなげるために開催したもので、四国支部では2007年から出展し、今回で10回目となります。

 当日は、四国支部職員2名、徳島代協10名が参加し、屋外の防災ブースでは、来場者に「地震保険に関するクイズ」(子供にはあんしんクイズ)を行い、大人の回答者に対し冊子「備えて安心 地震保険の話」に基づき2017年1月改定の地震保険の説明を行うとともに、同保険のPRを行いました。

 来場者からは、「2017年1月契約分から、支払われる保険金について、現行の「半損」(契約金額の50%)が「大半損」(契約金額の60%)と「小半損」(契約金額の30%)に分かれることがわかった。損害保険を代理店任せにするのではなく、自分でもあらゆる機会を通じて情報収集を行っていきたい。」「津波も支払いの対象となることをはじめて知った。地震保険に入ることを検討したい。」などの感想が寄せられました。

 また、屋内の防災ブースでは、「体を動かして防災を学ぶ」ことを目的に10時30分と13時30分の2回、子ども向けカードゲーム「ぼうさいダック」の実演が行われ、子ども達は楽しみながら動物のポーズを取って、地震、津波、洪水、台風などの自然災害が起きたときの取るべき行動を学んでいました。

 徳島県では、2015年の地震保険付帯率が72.4%と全国平均の60.2%を大幅に上回り、都道府県別で全国6位となっていますが、地震保険についての理解は必ずしも十分ではない面も見受けられました。

 当協会が現在取組んでいる第7次中期基本計画では、「地震保険の普及促進」が重点課題の一つになっており、南海トラフの巨大地震に備えて、当支部は、引き続き自治体・各県代協と連携して、四国4県の地震保険付帯率アップに向けて啓発活動を進めてまいります。

屋外の防災ブースの様子
防災ダックの実演
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