香川大学防災士養成講座でハザードマップの重要性等を講義

~「災害と保険」の講演で、住宅修理サービストラブルについても注意喚起~

 日本損害保険協会四国支部(委員長 高樋 毅:三井住友海上火災保険株式会社 執行役員 四国本部長)では、11月20日に香川県高松市で開催された香川大学公開講座「防災士養成講座」(※)の「災害と保険」に関する講義を行い、約130名の受講者に当会作成のハザードマップチラシ(「水災害編」と「地震災害編」)の活用を呼びかけました。

 香川大学では、防災に関する正しい知識と技能を持ち、災害時には自助、共助の中心として活躍できる防災士を養成するために講座を開催しており、当支部では、例年、講師を派遣しています。

 本年度の講義では、当会作成の「ハザードマップと一緒に読む本」でハザードマップに係る基本知識を紹介したうえで、「水災害編」と「地震災害編」のチラシを説明し、ハザードマップの活用を呼びかけました。
また、自然災害に備える保険である火災保険と地震保険については、契約に応じて火災保険で洪水のような水災も補償できること、地震保険の契約方法等について、ポイントとなる部分を重点的に解説しました。

 なお、火災保険に関連して、「住宅修理サービストラブル注意喚起チラシ」を使用して、「保険が使える」と言って勧誘する業者とのトラブル等について注意を呼びかけました。

 引き続き、当支部では香川大学や香川県等による講師依頼等に積極的に講師を派遣し、損害保険リテラシーの普及、地域の防災力向上に係る取組みを推進していきます。

(※)令和3年度香川大学公開講座「防災士養成講座」の概要
※講座は5日間の日程(10月2日、10月16日、11月20日、12月4日、12月18日)で、「地域の防災活動」「被害想定・ハザードマップ」「地震・津波のしくみと被害」「風水害・土砂災害と対策」「近年の自然災害に学ぶ」「行政の災害対応」等、計23テーマ。講師は、香川大学創造工学部危機管理機構、香川大学医学部、香川県危機管理総局危機管理課、高松市総務局危機管理課、香川県社会福祉協議会、香川県防災士会等が担当。

講義を行う四国支部職員
講座の様子
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