自転車シミュレーターを秋田県交通安全協会へ

~自転車の運転を模擬体験して事故防止を地域で推進~

 日本損害保険協会東北支部(委員長:高橋 裕・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員東北地域担当)では、10月5日(月)に、自転車の運転を模擬体験して事故防止に役立てる「自転車シミュレーター」を一般社団法人秋田県交通安全協会へ寄贈しました。

 自転車シミュレーターの寄贈事業は、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者支援事業・事故防止事業の一環として行っており、2015年度は全日本交通安全協会に寄贈した17台のうち1台が秋田県交通安全協会に配備されました。本事業は、2014年度から行っており、秋田県に寄贈されるのは初めてです。

 寄贈式は、秋田県交通安全協会で開催され、同協会から桑原 功会長、伊藤 隆二専務理事、金田 孝順事務局長が、また、当協会から秋田損保会の谷口 雅康会長(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社秋田支店長)が出席しました。 谷口会長からは「自転車事故の防止は喫緊の課題であり、このシミュレーターを地域の自転車事故防止に役立てていただきたい」との挨拶と目録の贈呈を行い、秋田県交通安全協会の桑原会長から「秋田県においても自転車事故防止は大きな課題であり、このシミュレーターを活用して事故防止につなげていきたい」との謝辞がありました。

 寄贈式後は、秋田県交通安全協会内に展示された寄贈シミュレーターを操作するデモンストレーションが行われました。シミュレーターで自転車運転中の左右確認など安全運転の基本動作をチェックすることができ、出席者からは「楽しみながら安全運転のマナーが自然と身につくので役に立つ」との感想が寄せられました。同協会では、寄贈式の翌日の「秋田県下の交通安全協会19地区の事務局長を集めた会合」で、寄贈シミュレーターを実演するなどして活用するとのことでした。

目録を贈呈する谷口会長(右)と桑原会長(左)
デモンストレーションの様子
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