河北新報社と連携し「ぼうさい探検隊」実施

~多賀城市、仙台市に続き、塩釜市で連携実施~

 日本損害保険協会東北支部(委員長:高橋 裕・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員東北地域担当)では、11月24日(火)に、河北新報社の巡回ワークショップ「むすび塾」(※1)と連携して、宮城県塩釜市の離島・野々島にある浦戸小学校の生徒たちとともに、当協会の防災教育プログラム「ぼうさい探検隊」(※2)を実施しました。河北新報社と連携した「ぼうさい探検隊」の実施は、昨年11月の宮城県多賀城市、今年5月の仙台市に続き、3回目となります。

 当日は、浦戸小学校に通う小学生15人が参加し、標高を測る専用ソフトをインストールしたタブレットを手に2チームに分かれて島の中を歩き、各地点の標高を調べたほか、避難経路を確認しました。また、出会った島民の方に東日本大震災当時の状況や避難の際に苦労したことなどを聞きました。
 マップ作りでは、一目で島中の標高の高低が分かるよう、予め測っておいた標高をマップ上に表現しました。
 このほか、島民代表の方からは子どもたちへ向けた震災時の心構えや、「むすび塾」の進行役である一般社団法人 減災・復興支援機構の木村 拓郎 理事長からも地震災害に関する講話などもありました。
 河北新報社の「むすび塾」と連携して「ぼうさい探検隊」を実施することで、防災教育の幅を広げることができ、災害に対する備えなどの認識などをより一層深めることができました。

(※1)むすび塾
・河北新報社が東日本大震災の教訓を今後の備えに生かすため、東北も含めた全国で地震、津波の際の避難の手法などを地域住民と一緒に考え、行動を後押しするもの。

(※2)ぼうさい探検隊
・防災教育の取組みの一環として、子どもたちが楽しみながらまちにある防災・防犯・交通安全に関する施設や設備などを見て回り、身の回りの安全・安心を考えながらマップにまとめ発表する、実践的な安全教育プログラム。

まち歩きの様子
マップ作りの様子
標高を測る専用ソフトを インストールしたタブレット
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