ISJ(日本国際保険学校)一般コースを
            オンラインで開催
~東アジア13地域の損保実務担当者が、業務
 品質と専門性の向上について学習・論議~

 日本損害保険協会(会長:舩曵 真一郎)は、公益財団法人損害保険事業総合研究所(損保総研)と共催で、2021年度(第47回)ISJ(日本国際保険学校、Insurance School (Non-Life) of Japan)(一般コースを開催しました。

 昨年度、本コースは新型コロナウイルスの影響により開催を中止しましたが、今年度は11月16日(火)から11月25日(木)までの7日間、「新たな時代にこそ求められる、業務品質と専門性の向上」をメインテーマとしてオンラインで開催し、東アジア13地域の損害保険会社、保険監督官庁等の23名の職員が講義や地域発表、ディスカッションに参加しました。講師は、財務省、金融庁、大学教員、当協会会員会社、損保料率機構、自研センター、損保総研および当協会が務めました。

 開講式で、損保協会の岩崎 賢二専務理事が主催者を代表して歓迎挨拶を行い、参加者に対して「デジタル技術の著しい進展や、新型コロナウイルスの流行とそれに伴う社会・経済の抜本的な変化など、損害保険業界をとりまく経営環境は著しく変化している。」と述べ、環境変化に対応し、お客様からの信頼に応えるためには、業務品質の向上や保険種目別の専門性を備えおくことがますます重要になってきていることを強調しました。

 受講者のレベルも高く、質の高い質問が数多く寄せられ、受講者の業務品質向上および保険種目別の専門性の重要性に関する理解が高まりました。

日本損害保険協会 専務理事 岩崎 賢二

 また、受講者からは、東アジア各地域の参加者から様々な意見や取組を聞くことで、自身の地域が抱える問題点の解決に向けた糸口を掴むことができたとの意見も寄せられており、オンライン開催にもかかわらず、地域を超えた受講者同士の関係醸成が進みました。

 
       全体講評を真剣に聞く受講生の様子
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