住宅侵入窃盗への対策

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ポイント

玄関は主錠と補助錠のワンドアツーロック(※)にしている
※1つのドアに2個以上の鍵を取り付けること

主錠のほかに補助錠がついていれば、侵入しようとしても時間がかかります。侵入までに5分以上かかると、約7割の泥棒はあきらめるというデータがあります。
*警察庁のデータより

ポイント

ドアの内側にサムターンカバーを取り付けている

サムターンカバーとは、室内側にある錠のつまみが外部から解錠されることを防ぐ器具。金属棒を差し込むなどして解錠する、サムターン回しによる侵入を防ぐ効果があります。ドアの内側には、サムターンカバーを取り付けましょう。

ポイント

窓ガラスは破壊に強い防犯ガラスにしている、または防犯フィルムを貼り付けている

一戸建て住宅、共同住宅とも、最も多い侵入口は窓です。*平成25年 警察庁データより
バールや石で窓ガラスを割る「打ち破り」など手荒な手口による侵入を防ぐには、破壊に強いガラスに交換するとよいでしょう。
防犯ガラス、防犯フィルムはCPマークが目印の「防犯性能の高い建物部品」をおすすめします。

ポイント

窓に補助錠を取り付けている

窓ガラスのクレセント(※)に近い部分を割られても、すぐには窓が開けられないよう補助錠を取り付けましょう。施錠が可能な雨戸やシャッターも有効な防犯手段です。
※引き違い窓に付いている締め金具

ポイント

簡単に外せない面格子を取り付けている

たとえ面格子が付いていても、絶対に安心ということではありません。面格子のなかには、強く引っぱると外れてしまうものもありますし、建物との固定状況も重要です。
面格子は簡単に外されにくく、切断されにくい構造になっている「防犯性能の高い建物部品」をおすすめします。

ポイント

2階へ容易に侵入させてしまうような足場はない

塀や植木、車庫・物置きの屋根、置きっぱなしの脚立などが足場に使われ、2階への侵入経路となることがあります。家の周囲を再度、点検しましょう。
2階だからと安心して鍵を掛けていなかった、ということのないよう十分注意することが必要です。

ポイント

木々はこまめに伐採し塀は低くして、死角をなくすようにしている

塀や垣根は外からの視線をさえぎり、泥棒にとって格好の隠れ場所となります。木々の下枝をはらい、塀や垣根は低くして死角をなくし、玄関や勝手口の周辺は特に見通しをよくしましょう。

ポイント

門灯を点けたり、人が近づくと点灯するセンサー付きライトを設置したりしている

センサー付きライトは夜間の人の動きに反応して点灯するため、不審者を威嚇する効果があります。夜間は常時門灯を点け、暗い場所や車庫、玄関などにはセンサーライトを設置しましょう。

ポイント

短時間の外出でも、窓や玄関の鍵をきちんと掛けている

ゴミ捨てのような短時間の外出であっても、窓や玄関の鍵は必ず掛けるようにしましょう。侵入窃盗の発生場所別の侵入手段においては、施錠していない場所から侵入されたケースが、一戸建て住宅の場合は43.6%、共同住宅(3階建以下)の場合は43.8%に及びます。
*平成26年 警察庁データより

ポイント

長期で留守をするときは、新聞や郵便を止めるようにしている

ポストに溜まった新聞や郵便物は、留守宅であることを泥棒に教えているようなもの。旅行や帰省などで長期間、留守にする場合は、新聞配達所に連絡して配達を止め、郵便局へ不在届を出しましょう。

ポイント

エレベーターには防犯カメラが設置されている

共同住宅の場合、共有部分にも防犯対策が必要です。扉が閉まると密室になってしまう危険なエレベーターをはじめ、出入口や階段へ、防犯カメラを設置しましょう。ただ、カメラがあるから安全ということではなく、見通しをよくして十分な照度を確保するなど、日頃の心掛けが大切です。

ポイント

屋上の出入りは制限されている

共同住宅のように屋上がある建物の場合、樋(とい)やロープを伝って最上階のベランダへ侵入する泥棒もいます。階が上がるにつれ人目につきにくくなりますから、屋上の出入りは制限する必要があります。

防犯性能の高い建物部品

・CPマークが目印の「防犯性能の高い建物部品」は、「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」で侵入までに5分以上の時間を要するなど一定の防犯性能があると評価された建物部品です。
・「防犯性能の高い建物部品」には「CPマーク」の使用が認められています。
・「防犯=Crime Privention」の頭文字「C」と「P」をシンボル化しています。

更新:2014.03.26(損害サービス企画部 地震・火災・新種グループ)

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