交差点の解説

・国道10号上の追突事故や、右折と直進の事故が多い。十分な安全確認を行い、前をよく見て運転を！

　この交差点は、別府市公設地方卸売市場に接し、片側2車線の国道10号・同じく片側2車線の県道亀川別府線（県道645号線）・市場に通じる道路とが交差する四差路交差点である。国道側の上下線には右折レーンが1車線、県道側には左折レーンが2車線設けられている。交差点の東側は市場に接し、付近には一般住宅が点在している。県道645号線から市場に通じる道路は交差点内で屈折しているが、見通しは良好である。国道側・県道側の上下線とも、朝夕の通勤時間帯には通勤車両により渋滞する。
　朝・夕の通勤時間帯を中心に日中の通行量が多いため、平成21年の全事故6件は全て昼間に発生している。追突事故は4件発生しており、国道10号下り線の追突事故が3件である。また、国道10号上の右折直進事故は2件となっている。夜間になると交通量が減少し、国道10号を通行する車はスピードが出ているので、注意が必要である。
　事故形態については、追突事故が多いことから、交差点を通行する際の安全な速度と十分な安全確認が必要である。