この交差点は、国道5号と国道274号の分岐で、南北に国道231号が交差する交差点である。南北に走る国道231号は多車線で一方通行であるため、交差点形状が大きく、また国道には右折付加車線等も設置され、交差点形状も複雑である。さらに交差点の上空に高速道路（札樽道）が所在し、同高速道路の橋脚で、日中でも暗く見通しが悪い。札幌市内への流出入口の幹線道路であり、朝夕共に渋滞が発生する。

この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が10件発生している。

【追突事故】
要因：脇見運転をして、前方車両に追突する。
予防方策：前方車両の動きを良く見る。前方車両との十分な車間距離を取る。
【右折事故】
要因：右折先の横断歩道上の安全確認が不十分なまま右折をし、横断中の自転車の発見が遅れて衝突する。
予防方策：交差点面積が広いため、右折先の横断歩道手前で、再度安全確認を実施する。
【出会い頭事故】
要因：赤信号無視により、交差点に進入し衝突する。
予防方策：信号、標識等の確認を徹底して、無理な運転をしない。